レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2012 SUPER GT GT500 CLASS

金石年弘/塚越広大 #17

ROUND3 セパンサーキット   Result : 7位

2012年6月10日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round 3 セパンサーキット決勝結果

2012年6月10日(日)・決勝 会場:セパンサーキット(5543km)

周回数:53周

天候:晴れ

気温:33℃(15:00現在)  路面温度:52℃(15:00現在)

コースコンディション:ドライ

観客:4万8000人

 

 

6月9・10日に、マレーシア・クアラルンプール近郊のセパンサーキットで2012 オートバックス SUPER GT第3戦「INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」が行われた。

 

6月9日(土)に行われた公式予選。この日は曇り空の下でのセッションとなり、午後3時45分からGT500クラスのセッションが開始された。Q1アタックドライバーは金石。KEIHIN HSV-010はピットでライバル勢の状況を伺い、5分が経過した頃コースへ向かった。しかしウォームアップの最中、他チームのマシンにトラブルが発生し、コース上にオイルがまかれてしまった。この撤去作業の為、残り時間4分という状況の中、セッションは赤旗中断となった。

午後4時05分に赤旗が解除され予選セッションが再開された。

スーパーラップ進出権争いは、残り4分間での1ラップアタックの行方に委ねられることになり、各チーム一斉にコースイン。KEIHIN HSV-010も満を持してコースへ向かう。

アウトラップを終えアタックを開始した金石だが、十分にタイヤを温めきることができず 1’58.092で惜しくも12位。10位とは僅か0.3秒差だったが、スーパーラップ進出とはならなかった。

 

 

6月10日(日)の決勝日は、朝は多少の雲で覆われていたが9時40分から行われたサーキットサファリの時間帯にはセパンらしい強い日差しが降り注いでいた。フリー走行は   1’58.703のタイムを記録し、9位で走行を終えた。

 

午後になるとさらに気温は上昇し、スタート前の午後3時の時点で気温33℃、路面温度52℃というドライバーにとってもマシンにとっても厳しいコンディションとなった。

 

スタートドライバーは金石。

午後4時にフォーメーションラップが開始されたが、1周目のフォーメーションラップで整列が整っておらず2周のフォーメーションラップが行われた。これにともない、実質レース周回数は53周となった。

2周のフォーメーションラップが終了し、いよいよ決勝がスタートした。

スタートで前方の車がスタートをミスした事により出遅れ、オープニングラップを終えた時点でKEIHIN HSV-010は順位を2つ下げ14位となる。しかし、2周目には24号車がタイヤをバーストさせた事によりポジションを1つ上げ、13位となる。その後タイヤを労わりながら安定した走行を続け順位を守り、目前の8号車を追いかけるがオーバーテイクには至らず20周目にピットインする。給油とタイヤ交換を行い塚越へステアリングを託し、ピットクルーの素早いピット作業により13位でコースへ復帰する。塚越は冷静に周回を重ね、全車がピットストップを終えた28周目には11位までポジションアップに成功する。ポイント獲得圏内の10位まであと1台!その後も塚越のアグレッシブな走りは収まらず、27周目より続いていた35号車との接戦を43周目に見事制しオーバーテイク。同周に23号車もかわし10位に浮上する。更に6位の1号車が45周目にフロントタイヤがバーストしスピン。このアクシデントに7位の36号車が巻き込まれ2台がリタイアした結果、7位へとポジションを一気に躍進させる。

 

残り8周、更なる順位アップを目指し100号車の背中を追いかける。塚越の果敢な攻めによりラップタイムを1周で約1秒削り、100号車とのギャップを1秒以内まで追い上げたが、僅かに及ばず惜しくも7位でチェッカーを受けた。

 

 

セパンサーキットはKEIHIN HSV-010が得意とするサーキットだっただけに悔しさが残りますが、次戦は一昨年優勝しているスポーツランドSUGOです。

ケーヒン応援団の皆様の前で良い結果を残せるよう、改めてチームで作戦を練ってまいりますので応援宜しくお願いします。

 

次戦:7月29日(日) スポーツランドSUGO

ポイントランキング:6位

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金石監督 音声コメント

 

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金石年弘 音声コメント

 

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塚越広大 音声コメント

 

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大神エンジニア 音声コメント