レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2012 FORMULA NIPPON

#10 金石年弘

ROUND6 スポーツランドSUGO   Result : 7位

2012年9月23日(日)    天候 : 雨    コースコンディション : ウェット

Round 6 スポーツランドSUGO決勝結果

2012年9月23日(日)

会場:スポーツランドSUGO(3.704km)

天候:雨

気温:18℃(15:00時点)   路面温度:20℃(15:00時点)

コースコンディション:ウエット

決勝レース:68周

観客:8400人(主催者発表)

 

 

爽やかな秋晴れとなった22日(土)の公式予選は、今回もノックアウト方式で行われた。

上位13台が残るQ1で、金石は1’08.288の11番手タイムをだしQ1を突破する。続いて8台がQ3に進出することができるQ2では、1’08.509で13番手となり、惜しくもQ3に進出することはできなかった。

 

前日の天候とは打って変わって、日曜日は朝から冷たい雨が降り、気温も低く肌寒い決勝日となった。

いつもより遅い午後3時にフォーメーションラップが開始されたが、雨脚が強い為セーフティーカースタートがきられる形となった。

セーフティーカーラン中に前を走る他車の接触があり1台がピットインした為、金石は12番手で4周のセーフティーカーランを終え、実質的なレースがスタートした。

先程の接触によりもう一台のマシンもピットインし、金石は11番手となる。さらに8周目、他車のアクシデントによりポジションをあげ金石は10番手となる。

雨脚は弱まらず大変視界の悪い中、金石は落ち着いた走りを続け、13周目に他車のピットインにより9番手にポジションを上げる。

その後、数周にわたり39号車を追う展開となるが、難しいコンディションの中で、ペースがあがらない39号車をなかなかオーバーテイクすることができない。そんな状況のなか、後ろを走る15号車が差を詰めてきており、金石の粘りの走行が続く。

金石は32週目にピットインし、タイヤ交換は行わず給油のみをしてコースに復帰する。依然コース上の雨は多く、走行が難しい状況は変わらないが、金石は徐々にペースを上げ、57周目にはベストタイムを更新し周回を重ねる。

58周目に他車にトラブルが発生し、再びセーフティーカーランとなり各マシンとの差が一気に縮まる。残り5周となったところで再スタートがきられ、金石は抜群のスタートを決め15号車をオーバーテイクし、さらに他車のコースアウトによってポジションを上げ、7位でチェッカーフラッグを受けた。

これにより今シーズン初となるポイントを獲得した。

 

■決勝終了後の金石監督 音声コメントはこちら

金石監督 音声コメント

 

■決勝終了後の金石年弘 音声コメントはこちら

金石年弘 コメント

 

■大神エンジニア コメント

今回の菅生にむけては、富士戦・もてぎ戦で中山選手と2台体制で走ったデータを元に
ベストな状態で車を持ち込みました。
予選に向けては、朝のフリー走行の段階で低速コーナーと高速コーナーのバランスを上手く合わせきることができずQ1は突破できましたが、Q2は13番手で敗退となってしまいました。
日曜日は朝のフリー走行の時点で雨が降っており、決勝レースは荒れる展開になることが予想されたのできっちり粘って完走すれば上位を狙えると思い、綿密に作戦をたてて決勝に臨みました。
決勝レースでは、雨のなか年弘選手が素晴らしい走りをしてくれ、また、リタイヤする車両が多かった事もあり7位完走、初ポイント獲得となりました。
今回決勝レースが荒れた為ポイント獲得はできましたが、予選ではまだQ3に進出できていない状況が続いています。
この先車を進歩させて、最終戦鈴鹿は今シーズン最後のレースになりますので、Q3進出できるようチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
応援宜しくお願いします。