RACE INFO 2015(GT500)

2015 SUPER GT GT500 CLASS

ROUND3 ブリラム・ユナイテッド・インターナショナルサーキット   Result : 3位

2015年6月21日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round 3 ブリラム・ユナイテッド・インターナショナルサーキット決勝結果

2015年6月21日(日)

会場:チャーン・インターナショナル・サーキット(4.554km)

天候:晴れ

気温:35℃(15:00時点)  路面温度:55℃(15:00時点)

コースコンディション:ドライ

観客:3万8381人(主催者発表)

 

SUPER GT唯一の海外大会が6月21日(日)、タイ・ブリーラムのチャーン・インターナショナル・サーキットにて、2015 オートバックス SUPER GT第3戦「BURIRAM SUPER GT RACE」が開催された。

この時期のタイは梅雨時期にあたり、スコールのような一時的な雨が降りやすいと言われていたが、チームがサーキット入りした木曜日からは一度も雨が降ることもなく、連日35度を超え強い日差しが降り注ぐ毎日となった。

 

20日(土)は午前10時よりフリー走行が行われた。KEIHIN NSX CONCEPT-GTは走り出し早々に燃料系のトラブルが出てしまい、まともな走行ができないままフリー走行を終えることとなった。

不安が残る中、15時20分よりGT500クラスの公式予選Q1がスタートした。担当は塚越。KEIHIN NSX CINCEPT-GTは残り時間8分をきったところでコースインする。塚越は渾身のアタックで1’25.549のタイムをたたき出し、トップタイムで武藤にバトンを繋ぐこととなった。続くQ2でも武藤は果敢なアタックをするもタイミングが合わずうまくタイムを更新することができず1’26.215で7番手タイムとなった。しかしながらマシンのポテンシャルが高いことは証明され、翌日の決勝に期待をもてる結果となった。

 

21日(日)は朝こそ薄曇りの空模様だったが、決勝レース直前の14時には前日までと変わらない目を開けられないほどの日差しとなり、レース前の8分間走行を走るだけでも車を降りたドライバーの顔は真っ赤になり、熱さが厳しいレースになる事が予想された。

560名ものケーヒン大応援団の大声援を受け、スタートドライバーの武藤は集中力を高めていった。

15時からのフォーメーションラップを終えた後、66周の熱い、暑いレースがスタートした。オープニングラップはポジションを一つ落とし8位となったが、4周目には7位となり5周目には他車がスピンを喫し6位、7周目には#37をパスし5位となる。武藤の勢いは止まらず9周目には#6をパスし4位までポジションを上げる。#6に迫られながらも武藤は落ち着いた走りで30周目にピットインし塚越にステアリングを託した。

ピット作業を終えコースに復帰した際のポジションは8位、全車がピットインを終えた38周目では6位となっていた。

毎周ホームストレートを通過するたびに沸き起こるケーヒン大応援団の大歓声。このままでチェッカーを受ける訳にはいかない。塚越は自身を奮い立たせ走行を重ねていく。前を走る#1を追いかける中、42周目#38がスピンし5位となり、その後も#1を虎視眈々と狙っていく。53周目に01’27.268のベストラップを更新しながら、55周目についに#1をオーバーテイク。さらにGT300クラスで詰まった#36を57周目で仕留め、ついに3位に浮上する。残り10周。背後につく#12に迫られながらも塚越は冷静な走りでポジションを守りきり、今シーズン初、また塚越・武藤コンビ初となる3位表彰台を獲得した。

 

今年もサーキットには560名ものケーヒン大応援団の皆様が来て下さり、また事前には各拠点で熱烈な大声援を頂きました。更に、いつも日本で応援してくださるファンの方々のご声援もタイまで届き、皆さんの力がパワーとなりました。

この表彰台獲得を皮切りに残りのレースも勢いよく戦っていき、一刻も早く勝ちたいと思います。引き続き応援宜しくお願いします。

 

ポイントランキング  6位(HW 38Kg)

 

■金石監督

土曜日のフリー走行が燃料系のトラブルでほとんど走れなかったのですが、予選ではQ1で広大がとても頑張ってくれトップで通過してくれました。Q2をアタックした英紀も午前中に2周しか走れていない状況で、予選をうまくまとめてくれて7位という結果になりました。

決勝ではスタートを英紀が担当し、上手くレースを組み立てながら結構良いペースで走り4位までポジションをあげてくれ、30周目にピットインして広大に交代しました。後からしっかり調べなくてはいけないですが、ピット作業が少し遅れてしまい他車に先行を許してしまいました。ポジションを落としコースに戻り、さらに熱害の影響でパワーダウンしなくてはならない状況になってしまいましたが、その中でもしつこくレースをしてくれて、300クラスの車も上手く使いながら3位表彰台に上がることができました。

今回も、ケーヒン様の現地タイ大応援団の皆様が来てくれて、ドライバー、チームにとってすごく大きな力になりました。また、日本からのたくさんの声援も届きました。ドライバー2人もいつも頑張ってくれていますが、その応援を見方につけ、いつも以上に頑張ってくれました。

また来年もこの地で戦えるよう、残りのレースもしっかり戦って参りますので皆様今後とも応援宜しくお願いします。

 

 

■塚越広大

土曜日の走り出しが燃料トラブルでしっかり走ることが出来ない状態で予選を迎えることになってしまいました。Q1を僕が担当することになり、とにかく武藤さんにバトンを繋ぎたいと思い必死でアタックした結果、自分でもビックリでしたがQ1をトップタイムで通過することができ、武藤さんにも無事バトンを渡すことができたので本当に良かったと思います。武藤さんはタイミングが悪くしっかりアタックできなかったのが残念でしたが、それでも車の調子の良さが分かったので、僕も武藤さんも決勝に関してはペース良く上がれるのではないかと思っていました。

日曜日の朝も雰囲気的には良かったので、車を一番良いと思われる状態にセットアップし決勝に望みました。スタートして、武藤さんが7番手から4番手までポジションを上げてくれ僕にドライバー交代をしましたが、ピット作業が全て落ち着いた時点ではポジションが落ちていて、そこから追い上げていかなくてはならない状況でした。ペース自体は、正直あまり速くなく、ずっと1号車を追いかける展開でした。単独で抜ける速さは無く、逆にすこし離されたりという状況の中300クラスの車を上手く使いながら差を詰めていく事ができました。途中、前を走る2台がバトルしている時に、あそこで抜かないとチャンスはないと思い隙を突いて3位まで順位を上げることができました。その後12号車が速いペースで追いかけてきていましたが、運良く300クラスのマシンの巡り合わせがありギャップを築き最後までポジションを守ることができました。

昨年タイラウンドで悔しい思いをして、今年もケーヒン様の大応援団が来てくれている中で絶対良い成績を残したいと思っていたので、表彰台に乗ることができ本当に嬉しいです。また、今年から武藤さんと組むことになり早い段階で結果を残して2人とも自信をつけてシーズンを戦いたかったので、それがやっと第3戦でクリアできました。4戦以降もすごく良い流れで走れると思うので、次戦、富士大会も良いレースができるように頑張りたいと思います。

 

 

■武藤英紀

土曜日のフリープラクティスでトラブルが出てしまい、まともな状態で1周もする事ができず、いきなり予選アタックとなってしまいました。Q1は広大がアタックして非常に嬉しい“P1“という結果で僕に繋いでくれて車の調子が良いことは順位からしても明らかだったので、後は自分がミスなく走れば順位はついてくるだろうと信じて予選に臨みました。しかし、如何せんフリープラクティスをほとんど走れていなくて「ぶっつけ本番」とは正にこの事だと思うくらいの状況で、うまく1周をまとめきれなかったですし、他車にも迷惑をかけてしまったりして、バタバタした予選になってしまい結果は7位となりました。予選後は非常に落ち込んで、せっかく良い車があるのに何でもっと前からスタートさせる事が出来なかったのかな・・・と思い、すごく悔しかったです。

日曜日は、朝の状態から手応えを感じていました。決勝レースで自分ができる事と言ったら少しでも順位を上げて、良いポジションで広大にバトンを繋ぐという事だと思っていたので、それを頭において決勝レースに臨みました。僕のスティントでは、周りの車とのペース差はあまり無く、良いペースでポジションを4番手まで上げて広大に繋ぐことができました。広大に変わってから熱の問題などが出てしまい、本来だったら抜かれてしまってもおかしくない状況の中でも、自分のベストを更新しながら3位まで上がってくれ、パートナーながらすごく感動しました。

500クラスで表彰台に乗るというのが2006年以来ですごく嬉しかったですし、今年からKEIHIN REAL RACINGに移籍し始めて表彰台に乗れたというのは今後に向けての第一歩になったと思います。これをスタートとして、もっともっとドライビングを磨いてチャンピオン争い出来るように頑張っていきます。

またケーヒン様大応援団の声援でスタート前も気合が入りましたし、表彰式の際も大歓声で迎えてくれて非常に嬉しかったです。応援ありがとうございました。

 

■大神エンジニア

土曜日のフリー走行で細かいセットアップの確認をしたかったのですが、走り出してすぐに燃料関係のトラブルが出てしまい、ほぼまともにフリー走行を走れない状態で予選に臨むことになってしまいました。その状態の中でQ1は塚越選手がトップタイムをマークしてくれ、この結果はもうドライバーの頑張りでよくタイムを出してきてくれたな、と思います。Q2は7番手となってしまいましたが、これはアタックのタイミング等が悪かった為にこの順位になってしまったので、武藤選手も非常に良い走りをしてくれたと思っています。

日曜日の朝は車のセットアップを順調に確認することができ、決勝レースに臨みました。ファーストスティントで6号車と競り合っていたのですが、ピットインのタイミングやピット作業などで結果的に6号車に離されることになってしまいましたが、両ドライバーの頑張りでファーストスティントもセカンドスティントも順位を上げてくれ、ピット戦略の悪さをカバーしてくれ、結果的に3位表彰台を獲得する事ができました。

これでポイントも大きく獲得できたのですが、チャンピオンを獲る為の最初の目標は鈴鹿1000Kmの前までにハンディウェイトを50Kgに到達させるというのが大切になりますので、次のレースも気を緩めることなくチームとして今回のレースの反省点を洗い出して更に良い結果をだせるように頑張っていきたいと思います。

 

Copyright(C) 2019 REAL Co., Ltd. All Rights Reserved.
トップへ