レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2016 SUPER GT GT500 CLASS

塚越広大/小暮卓史 #17

ROUND8 ツインリンクもてぎ   Result : 11位

2016年11月13日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round 8 ツインリンクもてぎ レース結果

20161113() 第8

会場:ツインリンクもてぎ(4.801km)

天候:晴れ

気温:22℃(1340時点)  路面温度:28℃(1340時点)

コースコンディション:予選/ドライ 決勝/ドライ

 

1113日(日)に行われた「SUPER GT Round8 GT250kmレース」も前日同様、午前中に15分間の公式予選が行われ、午後に決勝レースが行われた。

朝から晴れわたり絶好のレース観戦日和の中、午前905分より公式予選が開始された。第8戦はノーウェイトとなり、各マシンのガチンコ勝負となる。

今大会の予選担当は塚越。金曜日に雨のコンディションで走行しただけで、ドライコンディションでは走行できていない中、落ち着いてマシンに乗り込む。予選残り時間が8分をきったところでコースインし、今シーズン最後となるアタックをする。コースレコードを更新する137.741を出すも10番手タイムとなり、最終戦のグリッドが確定した。

1330分よりパレードラップが開始され、1周のフォーメーションラップの後53周のレースがスタートした。

スタートドライバーは小暮。順位をキープしたままオープニングラップを終えるも2周目に#8にパスされてしまいポジションを一つ落とす。小暮はポジションを奪い返す為に攻めるもなかなかパスできず、19周目にピットインし塚越にドライバー交代する。14位でコースに戻りアウトラップから猛プッシュしていく。全車がピット作業を終えた時点で11位を走行し、ペース的には悪くないものの前を走る#24とのギャップはなかなか縮まらないまま周回が過ぎていき、そのまま11位でチェッカーフラッグを受けることとなった。

 

今大会をもちまして2016年シーズンの全大会が終了いたしました。

今年も多大なるご声援を頂き、ありがとうございました。KEIHIN応援団の皆さまのご声援をはじめ、多くのファンの皆様、大会を経るごとに増えるフラッグの数、たくさんのご支援、ご声援に本当に支えられた一年でした。ありがとうございます。

今シーズンは塚越・小暮コンビという新しいセットで臨み、昨年の雪辱を晴らすべく戦ってきましたが、悔しさ、迷いも多い一年でありました。

また来シーズン、「強い」チームとなって応援して頂けるよう、オフシーズンも精進していきます。

一年間、応援ありがとうございました。

 

 

金石監督

中止となってしまったAP大会の代替戦もあり、土日共にレースが開催されました。

金曜日からフリー走行が始まりましたが、天気が悪くタイヤを選ぶことができず、尚且つ車のバランスもあまり良くなかったので、タイで良かった流れが持続できていないな、、、という不安が残るフリー走行となりました。

土曜日の予選は小暮にいってもらったんですが、タイヤの内圧の問題などもあり上手くアタックさせてあげることができず13位という結果になりました。決勝レースでは小暮にスタートを行ってもらいましたが、SC2回入ったりして混乱していたレースでしたがとても良いペースで走ってくれました。ミニマムでピットインしたのですが、ピット作業で車のジャッキダウンをした時にミッション系トラブルが発生してしまい、ギヤが入らない状態となってしまいそこでリタイアとなってしまいました。今まで無かったトラブルが出たので日曜日に向けて不安が残りましたが、メカニックが懸命に修復してくれて無事に日曜日の予選・レースを迎えることができました。

前日とは違い日曜日はドライコンディションで予選をアタックできましたが、担当してもらった広大は前日に一度も走っていない状態だったので手探りだったと思いますが、10位という結果になりました。決勝レースでは小暮にスタートを担当してもらいましたが、前半、前の車のペースにハマってしまい、その車をパスできていればペースを上げられたようですがなかなかパスできず、ミニマムでピットインとなりました。広大に交代し11位の順位から一つでもポジションを上げられるように、1点でもポイントをとれるように頑張って走ってくれましたが、結局届かず、11位でフィニッシュとなりました。

あっという間の一年で、最後もちょっと悔しいレースとなってしまい、ファンの皆様にもなかなか良いところをみせられませんでしたが、これからもホンダ陣営として頑張っていきますので今後とも応援よろしくお願いします。

また、今回もたくさんのKEIHIN大応援団の皆さまにお越し頂きました。皆さんの応援が力になりました。本当にありがとうございました。

 

 

塚越広大

金曜日も走行がありましたが終日雨が降っていて、ドライのチェックができない状態でした。レインでの状況もあまり思うようにはセッティングが進められず、タイヤを含めてもう少し上手くセッティングできたら良かったかな、と思います。土曜日の予選は小暮さんがアタックしてくれ13番手となり、路面が濡れている状況でいろいろな要因があったと思うのですが、上位にいくことはできませんでした。決勝でのペースはとても良く追い上げられる雰囲気はあったのですが、ドライバー交代でジャッキダウンした時に車を発進できずそのままリタイアとなってしまい、僕は走ることができず残念な結果となってしまいました。

日曜日は予選を担当したのですが、ドライで走るのがこの週末で初めてだったのですごく緊張はしましたが、10番手となりホンダ勢ではトップでしたが今一つタイムが伸び悩んでしまったかなと思います。決勝レースでは小暮さんにスタートしてもらい、一つポジションを落とす形となってしまいました。ペースは悪くなさそうでしたが8号車を抜くことが難しそうで、早めにピットに入りました。僕に代わってからアウトラップをプッシュし、その甲斐あって8号車は抜くことができましたが、その分24号車に前をいかれてしまいました。ペースとしては良かったのですが、追いつくまでにはペースを上げることができなかったのでそのまま11位でチェッカーとなりました。

今シーズン、開幕から苦しい状況が続いていった中で、SUGOでは予選2番手を獲得できたり、富士で表彰台に乗ることができたり、タイでは決勝が速かったり、部分的にはすごく良いパフォーマンスをみせられることがありました。しかし、最後のもてぎで僕らとしてはマシンの状態が特別悪くなくてもなかなか上位にいけない現状があり、ホンダ陣営としても苦しいシーズンになってしまったかなという思いはあります。まずはホンダで1番ということは達成できましたが、もっとホンダと協力してパフォーマンスを上げなくてはいけないと思います。来季は新しい車に変わりますので、僕らも協力して開発を進めたいですし、その中でも17号車が飛びぬけて速い車になるように僕自身はベストを尽くしたいと思います。

今シーズンも応援ありがとうございました。来季もまた開幕戦でグリッドに並んだ時に応援してもらえるよう頑張ります。

 

小暮卓史

予選は土曜日を担当させてもらいましたが、ウェットコンディションということでNSXとして僕自身は期待していたのですが、ちょっと予期せぬトラブルがあり、完全な状態ではない中でのアタックとなってしまい、不本意な13位という結果になってしまいました。車の状態は良く、決勝レースではどんどんパッシングができ後半の塚越選手に繋げられるかなと思ったのですが、残念ながらギアトラブルでレースが終わってしまいました。そのまま走れていれば、ポイントも取れていたのではないかなと思うと大変残念で仕方ありません。

日曜日の予選は塚越選手のアタックにより、ホンダ最上位の10位を獲得してくれました。今回もスタートを担当し、車のペースはすごく良かったのですが1台にパスされてしまい、早くその車をパスしたかったのですがなかなか抜けずにいました。その車をパスできていたらもっとペースを上げられていたかなと思うと、僕自身すごく不完全燃焼ではありました。

今シーズン、思ったような良いレースが少なく残念なのですが、来年に繋がるシーズンになったのではないかと思います。今年の雪辱を糧にオフシーズンも準備していきたいと思います。たくさんの応援、ありがとうございました。