レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2018 SUPER FORMULA

#10 塚越広大

ROUND6 岡山国際サーキット   Result : 12位

2018年9月9日(日)    天候 : 雨    コースコンディション : ウェット

Round 6 岡山国際サーキット 決勝

天候:くもり(9月8日予選日)
コースコンディション:ウェット
気温:21℃(15時00分時点)
路面温度:26℃(15時00分時点)

 

9月8(土)~9日(日) 岡山県・岡山国際サーキットで2018年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦が開催された。今大会の大きな変化点としては、スーパーフォーミュラ初の試みとなるQ3でのオーバーテイク・システムの使用(2回のみ)。そして岡山大会では初めてとなるタイヤの2スペック制である。

 

9月8日(土)、雨が降ったりやんだりと安定しない天気で迎えた予選日。路面は終始ウェット状態となった。雨は弱まっていたものの、ウェット宣言で迎えた予選は定刻15時15分に開始された。セッション開始と共にコースインしたリアルレーシング#17の塚越広大。ユーズドのウェットタイヤを装着し、前半のアタックに入ろうとした塚越だったが、1周の計測を終えたところで、他チームのマシン2台がコースアウトしたため赤旗が掲出されピットイン。その後コースクリアと共にセッションが再開し、改めてアタックに入る。数周の周回を重ね1’28.386を計測すると、マシン調整の為ピットイン。そして新品のウェットタイヤに履き替えQ1後半のアタックに入るためコースインする。周回を重ねるごとにタイムアップを計り、猛然とした走りで予選上位をキープする。1’27.057というタイムでチェッカーを受けた塚越は、3番手タイムをマークし、Q2へ進出を決めた。

Q1からインターバルを挟み、16時4分からQ2が開始。7分間という短時間での予選時間を有効に活用するべく、早々にユーズドのウェットタイヤでコースインした塚越は、ウォームアップラップ経て、アタックラップに入る。Q3に向けてフルアタックを続ける塚越は、4周目に1’26″545をマークし自己ベストを更新。その後5周を終えたところでチェッカーを受け、7番手タイムにて予選Q2を終了した。

Q3セッションが開始されたのは、14時21分。乾き始めた路面コンディションの中、ユーズドのウェットタイヤでコースインする。どのチームよりも先駆けてアタックラップに入ると、オーバーテイク・システムを活用し1’25.429のタイムをマーク。その結果7番手タイムを計測し、翌日の決勝スターティンググリッドを7位から出走することに決めた。

 

 

天候:雨(9月9日決勝日)
コースコンディション:ウェット
気温:23℃(14時55分時点)
路面温度:24℃(14時55分時点)

 

9日(日)朝から雨が降り続ける岡山国際サーキットで、午前9時から始まったフリー走行は、本降りの強い雨の中行われた。午後の決勝に向けて雨のレースを攻略するべく、フリー走行に臨んだ塚越だったが、悔しくもこの走行でクラッシュを喫してしまう。マシン修復と共にエンジンを交換しなくてはならなくなったリアルレーシング#17のマシンは、規則に則り10グリッド降格が決定。予選結果7番手からの出走予定のところを、残念ながら17番グリッドからのスタートとした。

そして迎えた第6戦の決勝。激しい雨でスケジュールの変更が続き、当初の予定から大幅に遅れてウォームアップ走行が開始された。その後のスタート進行を経て、14時55分に68周から54周に変更されたレースが、セーフティーカー先導のもとでスタートすることとなった。雨は降り続き、コース上は先導車両のスピードでも、水煙が高く見えるコンディション。隊列走行は6周目まで続くが雨脚は弱まらず、7周目に入ったところで赤旗が掲出されレースは中断する。全チームがマシンをメインストレートに止め、レースの再開を待つ。雨脚が弱くなった16時10分、残り計測時間51分としてセーフティーカーを先導に決勝レースが再開。そして12周目の終わりに、セーフティーカーがコースから退出すると、本格的なレースがスタートするが、その再スタートと共に2台のマシンにオーバーテイクを喫してしまった塚越。一時は18番手まで順位を下げてしまう。だが、その後は諦めない走りで少しずつ順位を上げ、22周目を終えると14番手まで浮上。更なるポジションアップを目指し続け戦う塚越だったが、その翌周となる23周目に他チームのマシン2台が接触し赤旗が掲出され、セーフティカーランとなる。26周目を迎え、先導車両が退出するとレースは再スタート。雨で目の前も見にくい状況の中、果敢な攻めの走りを魅せた塚越は31周目を終えると13番手にまでポジションアップ。残りの周回で、更なる塚越らしい渾身の走りをみせるべく、前を行く車両を見据えて走行を続けるも、またもや他チームの車両がマシンをコースに止めた為、残り時間5分弱ということころで、セーフティーカーが導入される。そして34周を終えたところでレース制限時間となり終了。塚越は13番手でチェッカーを受けた。
※その後、上位のチームにペナルティの裁定がなされ、レースの正式結果で#17塚越は12位となりました。

 

悪天候にも拘わらず、応援フラッグを振り続けてくださいましたリアルレーシング応援団の皆さま、本当にありがとうございました。
レースは残すところ最終戦の鈴鹿大会のみとなります。私たちリアルレーシングにとってのホームコースとなる鈴鹿最終戦。2018年シーズンの締めくくりを笑顔で終了し、歓喜に満ちた結果になるよう、弛まず、諦めず、チーム一丸となることを皆さまにお約束し、鈴鹿大会への準備を進めて参ります。引き続き、皆さまの応援をよろしくお願いいたします。