スペインでの話

やっと落ち着いてきたので、この前のスペインで起こった事を書きます。
結果からいうと海外初の盗難にあいました。
いや、人生初です。
バレンシアでのF1が終わり、月曜日にバルセロナの空港に向かいホテルを出発。一緒に行ったKさんと約300キロ以上の距離をレンタカーで移動していました。そして、高速道路のサービスエリアで昼食をとりました。
再び運転し始めると、突然タイヤの空気が減っているアラームが表示され、あっという間に右リアタイヤの異変を感じました。行けるところまで走ろうとしたのですが、煙も出てきたので、すぐに高速道路の路肩に車を停めてタイヤ交換を始めました。降りて確認したところ、明らかにタイヤのサイドウォールに穴が空けられた形跡がありました。
普通の車のタイヤ交換、ましてや海外でとなると普段以上に手際が悪く、飛行機の時間も迫っていたので、焦りながら作業を続けました。
すると、1台のバンが止まり、2人のうち1人の男が僕らに近づいてきました。スペイン語だったので解りませんでしたが、パンク時のアドバイスをしてくれました。そんな事よりも、早く作業を終わらせなければいけないので、構わずタイヤ交換を行い、汗だくになりながらスペアタイヤに無事変える事ができました。
再び空港に向い走り始め、残り50キロ付近で高速道路の料金所が近づいてきました。Kさんがお金を払おうとしたときに「財布がない」っと言い始め、最初はタイヤ交換したときに違う場所に置いてしまったと思いました。「僕払いますよ」と財布を置いていたドアポケットを見た瞬間「僕の財布もない」。
「やられた。さっきの奴だ」
ここで始めて盗まれた事が解りました。
さらに、Kさんはパスポートが財布の中に入っていた為にパスポートもなくなってしまいました。ここからは2人で慌ててカードの使用を止めたり、領事館連絡してパスポートの再発行の手続きをしたり、警察に届けを出したりと。結局飛行機の時間に間に合いませんでした。
幸いKさんがお金を持っていたので、困る事はありませんでしたが、悔しくてしょうがなかったですね。
後で、聞いた話によると、同じ手口での犯行が多く、中にはバックごと盗まれた人もいたみたいです。タイヤをパンクさせるところから犯行が始まっているみたいです。そして、1人が気を引いているうちにもう1人が盗む。非常に簡単な手口でしたが、全く気づきませんでした。
いま思うと、もっと警戒しておけばよかったと思いますが、トラブルで焦っている状態では難しかった気がします。
皆さんもこの様な事がない様に気を付けて下さいね。
こんな事があったので、栃木に帰って免許の再発行したりバタバタしてました。でも、おかげで1日余分にヨーロッパ、しかも初めてのパリに行く事ができたので、良かったかなと。
ただ、帰りが遅くなりまし迷惑をおかけした方申し訳ありませんでした。
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スペインでの話” に対して2件のコメントがあります。

  1. にこる より:

    こんにちは^^
    スペインで 大変なことが起こってたんですね・・・。
    盗難って怖いです。
    お財布が盗まれてしまったのは残念ですが、なにより塚越さんが無事でよかったですよ。
    いろんな手口があるんですね。
    親切な人にも 油断しちゃいけませんね!
    こんなこともあるんだ・・・って勉強になりました。

  2. mini蔵 より:

    おかえりなさい(^^)
    ヤラレましたね(>_

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