レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2024 SUPER GT GT500 CLASS

塚越 広大/太田 格之進 #17

ROUND1 岡山国際サーキット   Result : DNF

2024年4月14日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round1 岡山国際サーキット決勝

<予選 4月13日 公式予選 天候:晴れ|コース ドライ>

開幕戦を待ちわびていた多くのファンの皆様にご来場頂き、2024 AUTOBACS SUPER GTが開幕戦を迎えた。

今シーズンの予選はQ1とQ2のベストタイムを合算して争う。Q1担当は今シーズンよりAstemo REAL RACINGに加入した太田格之進。1周を見事まとめきるも10番手タイムとなる。続くQ2は塚越広大が担当する。6番手タイムを出すも、Q1、Q2の合算タイムとしては10番手となり、翌日の決勝レースは10番グリッドからのスタートとなった。

 

<決勝 4月14日 天候:晴れ | コース:ドライ>

前日よりも気温が上がり、晴れの国 岡山らしい晴天のもとまずは20分間のウォームアップ走行が始まった。前日の予選からマシンセッティングを詰めなおし、Astemo CIVIC TYPE R-GTをドライブする太田からは

「車の調子いい感じ!」と軽快な無線が届く。

10位からの追い上げを期待し、82周の決勝レースが幕を開けた。

スタートドライバーは太田。落ち着いた走りでスタートを決め、1台をパスする。しかしリボルバーコーナーの立ち上がりで#14がスピンを喫し、Astemo CIVIC TYPE R-GTは避けることができず正面からぶつかる形となり、オープニングラップでリタイヤとなった。幸い太田に怪我はなかったが、マシンの調子が良さそうで上位を狙えそうだっただけに悔しさが募る。次戦富士で必ず挽回していきます。

 

金石監督

フリー走行では両ドライバーから車のバランスはアンダーステアで車の全体的なグリップ不足を訴えられました。

色々とセットを変更しましたが解決するまでには至らず6位でフリー走行を終える事となりました。

その後ミーティングを重ねて予選に挑み、Q1は格之進にいってもらいました。車のグリップレベルは少し改善されたのですが満足するまでには至らずに10位でQ1を終了しました。格之進のコメントをもとにセットを少し変更してQ2を広大にアタックしてもらいました。Q2では6位でしたがQ1とQ2の合算タイムで予選結果10位となりました。

決勝前の20分間のウォームアップでは変更したセットで車のフィーリングもかなり良くなったと両ドライバーからコメントをもらい決勝に向け良いレースが出来そうな感じのウォームアップでした。

決勝レース、スタートドライバーは格之進にいってもらいウォームアップラン終了後のスタートも良く、早々に1台を抜き2台目を抜いた瞬間、リボルバーコーナー出口で前車のアクシデントに行き場がなくなり巻き込まれる形でスピンしてストップしていた車両にぶつかって走行不能となりレース終了となってしまいました。

結果的に不運としか言いようが無い状況でしたがあえてチームの反省点を挙げるとすると、予選から両ドライバーにもっと良い車を提供出来ていれば予選順位が変わりリスクを減らせたかなと思っています。

次戦の富士では走り出しから良い状態で持ち込めるように準備したいと思います。

引き続きAstemo REAL RACINGへ応援宜しくお願い致します。

 

塚越広大

シーズンオフテストから新しくなったCIVICの特性を掴むことや、開幕戦に向けての準備をしてきましたが、岡山に向けてはまだまだ煮詰める部分がたくさんあるのかなという状態でした。

予選が今年から新しい方式に変わりCIVICとしての予選も初めてなので、いろいろ想定をして予選に臨みました。Q1は太田選手がアタックし10番手となり、そのフィーリングをもとにユーズドタイヤで臨みました。ポジションとするとQ2は6番手でしたが合算タイムで10番手からのスタートとなりました。各々タイムを削り切れなかったので車のセットに関しては決勝に向けてまだまだ改善が必要だなという感じがありました。20分間のウォームアップ走行に向けてその辺りの反省を踏まえてセットしました。その甲斐もあってフィーリングとしては良い感触を得ることができたので、決勝は追い上げが期待できそうかなと思っていました。しかしスタート直後のアクシデントに巻き込まれてしまいリタイヤとなってしまいました。僕自身はレースをすることができず悔しい開幕戦となってしまいました。やはり予選含めて調子があまり良くなかったことが最終的にこの結果を招いてしまったとも思いますし、今回同じCIVICでも速かったマシンがあるので、しっかりCIVICのポテンシャルを引き出せるように富士に向けて準備して良い結果で終えられるようにしたいと思います。

 

太田格之進

今大会は2024年の幕開けであるとともに、私がAstemo REAL RACINGに加入させてもらって初めてのレースということで、良い結果を持ち帰りたいという一心でした。

車両もシビックに変わり、レース前のテスト段階では例年以上に多くのチャレンジが必要でしたが、エンジニア陣が最善の準備を行なってくれた中でレースウィークに臨みました。

公式練習では明らかにテストの時よりも改善を感じることができましたが、他車とは差を感じるところもあり、その点を少しでも詰められるようにセットを変更して予選に挑みました。

Q1を担当し、大きなミスなくラップを刻みましたが、結果は10位とまだまだ改善が必要であると痛感させられるセッションになったと思います。決勝は10番手からスタートドライバーを担当しましたが、一周目の混乱に巻き込まれ、リタイヤという結果になってしまいました。接触に関しては巻き込まれた形なので仕方ない部分もあるかもしれませんが、自分としては運も含めて、広大さんにバトンを繋げられなかったことを申し訳なく思っています。この結果になってしまったのは、予選順位が10番手と、決勝で接触の多い中団グループに沈んでしまったということも大きな要因であると思うので、次戦ではまずは予選で上位に食い込めるようにチーム一丸となって精進していきたいと思います。