ROUND4 富士スピードウェイ Result : 8位
2024年8月4日(日) 天候 : 晴れ コースコンディション : ドライ
Round4 富士スピードウェイ決勝
<公式予選 8月3日 天候:晴れ|コース ドライ>
2か月のインターバルを挟み行われた「2024 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT 350km RACE」は朝から強い日差しがサーキットを照らし、公式練習、公式予選が開催された。
SW38Kgで臨む今大会、公式練習では順調にセットの確認を進めていきレースに向けてのセットも悪くない感触で500クラス占有走行を迎える。太田がアタックし4番手タイムをマークする。
続く公式予選ではQ1を太田が担当。ノーミスで1周をまとめるも6番手タイムとなる。Q2は塚越が担当し、塚越も完璧なアタックとなり、Q1からポジションを一つ上げ公式予選結果5位となった。
<決勝 8月4日 天候:晴れ | コース:ドライ>
2周のフォーメーションラップの後、350Kmの決勝レースがスタートした。スタートドライバーは太田。オープニングラップでライバル2台に先行を許し7位で周回を進めていく。5周目頃よりGT300クラスのマシンとの混走が始まる。13周目、前を走る#12を目と鼻の先で追いかけつつ背後0.8秒の位置で#24に迫られる展開となる。太田はしっかり後ろを抑え周回を重ねていたところ29周目にGT300クラスマシンがストップしFCYが導入される。FCYが解除された30周目にチームは当初の予定より早くピットインを決断し、ドライバー交代、タイヤ交換、給油のフルサービスを行い14位で塚越をコースに戻す。他車も続々とピットインしていき36周目、ファーストスティントで追いかけていた#12がピットアウトしたところでAstemo CIVIC TYPE R-GTは前を走ることができ6位となる。37周目にベストタイムを更新しながら前を走る#64を追いかけるもペースが上がり切らず、49周目には#12にパスされてしまい7位に後退する。55周目には#19に迫られ油断できない時間が続く。塚越は耐えしのぎながらポジションを守り周回を重ねていたが、最終ラップでガス欠となってしまいチェッカーギリギリで#36に先行を許し8位でレースを終えた。
金石監督
フリー走行ではそんなに大きな問題は無く用意していたセッティングメニューをこなして予選に挑みました。
Q1は格之進にいってもらいQ2は広大にいってもらい、2人とも良いアタックをしてくれて予選順位は5位となり決勝に期待の持てる順位となりました。
しかし翌日のウォームアップ走行では車のグリップ不足をドライバーが訴えたので、データを見てセットアップを変更して決勝に挑みました。決勝スタートドライバーは格之進にいってもらいました。スタートしてからもグリップ不足は解消出来ていないようで苦しい展開になったので、打破する為に思い切って2スティント目を走り切る為に燃料がもつギリギリの30周目にピットに入ってフルサービスで残りの47周を広大に託しました。しかしながらペースが上がらず苦しい展開が続きました。
そして最終ラップ7位を走行中にガス欠症状が出てしまい何とか広大がもたせてくれてストップせず8位でチェッカーを受けることが出来ました。
次戦の鈴鹿に向けてなぜ予選と決勝で車のフィーリングが激変したのか、徹底的にデータをチェックして鈴鹿に挑みたいと思います。皆さんのご期待に添えるようチーム一丸となって次戦の鈴鹿も頑張りますので、引き続き応援宜しくお願いいたします。
塚越広大
練習走行では感触としては悪くない状況で走ることができたので予選に向けても自信をもっていきました。しかし思ったような良いタイムが出せず、伸び悩んでしまい5番手からのスタートとなりました。決勝レースではスタートを太田選手から行ってもらいポジションを下げてしまいましたが集団の中でポジションを守った中で走っていました。チームの判断で予定より早めにピットに入りミニマムでドライバー交代を行いました。コースに戻りタイヤが良い状態のときのペースは良かったのですが、その時間が終わってからのペースを上げることが出来ずそこでポジションを落としてしまいました。後半もペースを上げようと試行錯誤しましたが、なかなか前のライバルを追いかけることができないまま終盤36号車に追いつかれてしまい、基本的には抜かれるところには居なかったのですが予期せぬガス欠で失速してしまい最後まで36号車を抑えきることができませんでした。
前回の富士からすると良い結果を残せなかった週末となってしまい残念ですが、次戦鈴鹿で良い争いをできるよう準備していきたいと思います。
太田格之進
練習走行の走り始めからすごく調子が良くSWをそこそこ積んでいるなかで上位争いができるかなと思いながら予選に臨みましたが、思いのほか歯車がうまく噛み合わず予選順位は5番手ということで悔しい結果に終わりました。レースペースはここ数戦速く自信があったので決勝レースで追い上げられるかなと思ったのですが、想定していたペースでは走行することができず原因は解明しなくてはなりませんが8番手でのゴールとなりました。ポイントは獲れましたが、同じくらいのウェイトを積んでいたライバルが表彰台に乗っていたりするので我々とするとすごく悔しいレースとなりました。結果としては良くないのですが、次戦で優勝すればまだシリーズを戦える位置なので引き続きチームと頑張っていきたいと思います。