レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2024 SUPER GT GT500 CLASS

塚越 広大/太田 格之進 #17

ROUND6 スポーツランドSUGO   Result : 7位

2024年9月22日(日)    天候 : 雨/くもり    コースコンディション : ウェット/ドライ

Round6 スポーツランドSUGO決勝

<公式予選 9月21日  天候:雨|コース:ウェット>

第5戦 鈴鹿大会が台風の影響で延期となった為、約1か月半ぶりの大会となった。

残念ながら朝から強い雨が降り午後の天気予報も予選を予定通り行うことが出来るか否かという状況の為、練習走行から全車予選さながらにタイムを更新していき、Astemo CIVIC TYPE R-GTも一時はトップタイムを出すも、雨量の変化や狭いSUGOのコースで他車に引っかからずにアタックすることが難しく、赤旗により練習走行が終了してしまったことによりタイムを更新できず10番手となった。

午後に予定されていた公式予選は雨量が多くキャンセルとなり、残念ながら練習走行のリザルトが決勝グリッドとなり10番グリッドから決勝レースに臨むこととなった。

 

<決勝 9月22日 天候:雨のち曇り | コース:ウェット/ドライ>

決勝日も朝から豪雨に見舞われ、ウォームアップ走行が1時間遅れでスタートし、そのまま決勝レースも約1時間遅れでセーフティカースタートとなった。スタートドライバーは塚越。3周のセーフティカーランの後4周目にスタートがきられ、塚越はすぐに1台をパス、さらに翌周には2台をパス、6周目には6位までポジションを上げた。10周目にも一気に2台を攻略し4位となり18周目最終コーナーで#12をパスし3位となる。20周目には#38をパスし2位を走行する。しかしこのあたりからフロントタイヤが厳しくなってきて23周目に#14に先行を許してしまう。26周目にアクシデントが発生しセーフティカーが導入され31周にリスタートがきられる。タイヤを労わりながら周回を重ね3位を走行中、ピットインのタイミングを見計らっていたところ42周目再びアクシデントが発生し、すかさずそのタイミングでピットインする。多くのライバルがこのタイミングでピットに入り混乱のピットレーン、さらにコースコンディションがウェットからドライに変わり始めるタイミングでタイヤ選択も難しいなかAstemo CIVIC TYPE R-GTは直前の判断でスリックタイヤを選択した。太田にドライバー交代しコースに9位で復帰するとFCYが宣言されその後セーフティカーが導入される。49周目にリスタートがきられ55周目の全車がピットインしたタイミングでAstemo CIVIC TYPE R-GTは6位となり、その後2周で4位までポジションを上げる。なんとしてでもあと1台パスしてみせる・・・と太田の気迫を感じていたところでピット作業違反の裁定がなされてしまい78周目にドライブスルーペナルティを受けることとり8位まで後退してしまった。しかし太田は最後まで諦めることなく最終ラップで#19をパスし、7位でチェッカーフラッグを受けた。

 

金石監督

雨のフリー走行では車のフィーリングが高速コーナーは良かったのですが、低速コーナーのグリップ不足をドライバーが訴えていました。セットを変更していきましたが中々低速コーナーのグリップ不足の改善が出来ずにいたところ雨足が強くなってきて混走の終盤で走行が赤旗中断でそのままキャンセルとなりました。予選でしっかりパフォーマンスを発揮したかったのですが、キャンセルとなってしまい10番グリッドからのスタートとなりました。

決勝レースのスタートドライバーは広大にいってもらい、路面コンディションは雨が止んできたのでハード側のレインタイヤで

スタートしました。広大のペースは良く、一時は2位を走行していましたがフロントタイヤのグリップダウンが激しくなってきた為順位を少し下げましたが4位まで挽回してくれました。4位を走行中に300クラスのアクシデントがありそのタイミングでピットに入りギリギリまで悩んだ末にドライタイヤを選択して格之進にいってもらいました。路面状況が難しい中、粘り強く走ってくれいたのですが4位を走行中にピットイン時のアクシデントでドライブスルーペナルティーを受ける事となってしまいました。最後まで諦めずに走ってくれ、最終ラップの最終コーナーで19号車を抜いてくれ7位でチェッカー受けました。

今回もAstemoの社員の皆さん、そして17号車のファンの皆さんの沢山の応援を頂きありがとうございました。

なかなか優勝という結果を残せませんが、残り3戦3連勝するつもりで頑張りますので引き続き応援宜しくお願い致します。

 

塚越広大

練習走行は雨量が強いなかでの走行となりタイヤのセット数に限りがある中で車の確認を進めていき、雨量が多いときは感触が良かったかなと思ったのですが、雨量が少なくなってきてからクリアラップが取れなかったりしてタイムを出すことができませんでした。結果的に天候が回復せず予選が中止となり公式練習のタイムでグリッドが決まることとなってしまいました。

今回スタートを担当し、セーフティカースタート明けから車の調子としては悪くなかったので周回ごとにポジションを上げることができました。雨量が少なくなってからフロントタイヤのパフォーマンスが下がってきたと共にペースが落ちてしまいましたが、それでも走り方を工夫しながら太田選手までバトンを繋ぐことができました。ドライタイヤに切り替えて太田選手が走ってくれていましたが、ピット作業の違反を取られることとなり最終的に7位でレースが終わりました。

結果に繋げることができず悔しいイベントとなってしまいました。次回のレースでしっかりその反省を踏まえて3連勝成すべく準備していきたいと思います。

 

 

太田格之進

サクセスウェイトを考えても予選で前に行く自信があったので、予選がキャンセルになってしまったのは残念でした。

決勝は10番手からスタートしましたが、決勝前は雨が降っていてスタート後雨が止むだろうという予報がなされていて、SUGOという事もありますし、天候も読めない状況ですごく荒れそうな予想をしていました。スタートを担当した広大さんがすごく良い追い上げをみせてくれ3番手までポジションを上げた中でドライバー交代となりました。ピット作業で少しポジションは落ちましたが、車の調子も良くそこから前の車をどんどんオーバーテイクすることができ4位までポジションを挽回することができました。しかしそのあとピット作業違反を受けてしまいポジションを8位まで落としましたが、最後なんとか最終コーナーでオーバーテイクして7位でゴールとなりました。なかなか歯車がかみ合わず、残念な結果になってしまったかなと思います。ウェイト的にもそんなに重くないなか4番手でゴールできていれば最低限の結果を残せていたのかなと思うのですが、結果的に7位となってしまったのは悔しいですし、ランキング上位勢が僕たちより前でゴールしているので、ランキング的に厳しいレースになってしまいました。残り3戦あるのでまだ逆転できるチャンスはあると思うので次戦以降も頑張っていきたいと思います。