レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2024 SUPER GT GT500 CLASS

塚越 広大/太田 格之進 #17

ROUND7 オートポリス   Result : DNF

2024年10月20日(日)    天候 : 曇り    コースコンディション : ドライ

Round7 オートポリス決勝

<予選 10月20日  天候:くもり|コース:ウェット>

19日(土)に公式練習、公式予選が行われる予定だったが、雷雨の影響によりすべての走行がキャンセルとなり、20日(日)8時30分から30分間のGT500クラスの計時予選に変更となった。予報では晴れているはずだったが、サーキットに到着するとコースは霧で真っ白で霧雨も降るなか8時よりGT300クラスの予選がスタートし、徐々に霧はなくなっていったがGT500クラスの予選になっても路面は濡れている状況となった。予選は塚越が担当し、まずはウェットタイヤでコースに入る。一旦タイムを出したところでコースのコンディションも変わってきたのでドライタイヤに交換し、入念にタイヤを温め再度アタックしトップタイムとなる1分33秒801を出す。30分間の計時が残り約5分となったところで他車にタイムを更新されてしまったがAstemo CIVIC TYPE R-GTは4番グリッドを獲得した。

 

<決勝 10月20日 天候:くもり/晴れ | コース:ドライ>

慌ただしくスケジュールが進むなか、当初20分間のウォームアップ走行が40分間に延長され決勝レースに向けセッティングを確認する。サーキット上空はようやく晴れ間が見え始め、1時20分にフォーメーションラップがスタートし3時間のレースが幕を開けた。塚越がスタートドライバーを担当し、落ち着いたオープニングラップで4位をキープしながら前のライバルを追っていく。300クラスとの混走が始まり6周目1コーナーで300クラス集団と並走する形で#14をパスし3位にポジションを上げる。なかなか後ろのライバルとのギャップを広げられないが300クラスを上手く使っていき、ギャップを築きながら前のライバルを追う。23周目に他車のマシントラブルによりFCYが宣言されその後セーフティカーが導入される。28周目にリスタートが切られ背後には#39が迫り来る。33周目からライバルたちのピットインが始まりAstemo CIVIC TYPE R-GTも35周目にピットイン。太田にドライバー交代、タイヤ交換、給油作業を終えコースに戻るもポジションを8位とする。太田はアウトラップでタイヤを温めながら果敢に攻めていき、38周目#14と#37とバトルする中、100R手前で#14に接触されてしまいAstemo CIVIC TYPE R-GTはコースアウト。マシンが大破しレースに復帰することは叶わずリタイヤとなった。

 

 

金石監督

スケジュールが変更になったことにより予選は30分1本勝負となり、広大にいってもらいました。序盤は霧雨が降っている状況でまだ路面が濡れていましたがその後ダンプコンディションとなり最終的にドライタイヤを選択するようなころころ変わっていく難しいコンディションのなかでうまくアタックを決めてくれました。決勝は広大が4番手スタートから3番手にポジションを上げてくれ、格之進に変わってから更なるポジションアップを目指しましたがクラッシュしてしまいレースが終了となってしまいました。

なかなか噛み合うレースができていませんが、今回もスピードはありペースもあり大変残念です。その後のレース展開を見ていると充分表彰台圏内では走ることができていたのではないかなと悔しさが込みあげます。残り2戦となりましたが2連勝してシーズンを終えられるよう準備したいと思います。

塚越広大

土曜日の悪天候により日曜日1DAYでの開催となり、日曜日の朝30分間の計時予選となり担当しました。まだ路面が少し濡れているところもあり、まずはレインタイヤでタイムを出しにいきその後コンディションの回復が見込めそうだったのでドライタイヤに変えてコースに入りました。アタックのタイミングでは良いアタックをすることができましたが、少しタイムを出すタイミングが早かったのもあり最後路面コンディションが良くなったところでタイムを逆転されてしまいました。結果的に4番手タイムとなりましたが、ポジションとするとそんなに悪くなかったのかなと思います。

今回オートポリスで初めての3時間レースということで、やはりレースでしっかり戦えるように考えながらセッティングを進め決勝に臨みました。スタートドライバーを担当し、スタートしてポジションをキープしながら途中から300クラスが出てきたところで14号車を抜くことに成功し3番手で進んでいきました。途中アンダーステアが苦しい展開でしたが、SCが入ったあとに少しリセットされた感じがありペースが戻りトップ前を走る2台についていける状況となりました。約1時間過ぎたあたりでピットに入りましたが、300クラスとの出会いが悪いこともあり太田選手に交代してから少し後方に沈んでしまったのかなという印象がありました。ただペースは良さそうだったのですが14号車とのバトルの際接触がありアクシデントが発生してしまいました。太田選手に怪我がなく良かったのですが、まだまだ時間が残っていたので最後まで戦いたかったなという気持ちは強いです。

残り2レースで、とにかく僕たちは次のもてぎでまずは勝つことが重要だと思っているので、しっかり準備をして臨みたいと思います。

 

太田格之進

今大会はランキング9位で臨むということで、しっかり優勝を狙って再度チャンピオン争いに名乗りをあげる為に絶対に勝つという気持ちでした。土曜日は天候が優れずキャンセルとなってしまいその結果日曜日朝一に予選となりましたが、予選を担当した広大さんはすごく良いアタックをしてくれ4番手グリッドを獲得することができました。車自体はアジャストのみでかなり良いパフォーマンスを持っていてチームとしてすごく良い仕事をしてくれたなと思っています。決勝は広大さんが3位のポジションをキープしながらペースも良く僕につないでくれました。ペースもすごく良かったしタイヤのモチも他車と比べると悪くなさそうだったので優勝できるレースができるのではないかなという印象をもっていたのですが、数周で他車と接触してしまいリタイヤとなってしまいました。当たった相手にはペナルティが出ましたが、結果として車をチェッカーまで運べなかったということに対して本当にチームの皆さんに申し訳ないという気持ちが大きく、どんなシチュエーションであっても車をしっかり最後まで運ぶということを達成することはドライバーの使命だと思うので、個人的には反省点も多くあるかなと思っています。

今回の結果でランキングも下がってしまいましたが、残り2戦でしっかり2連勝するよう頑張っていきます。応援ありがとうございました。