レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2024 SUPER GT GT500 CLASS

塚越 広大/太田 格之進 #17

ROUND8 モビリティリゾートもてぎ   Result : 14位

2024年11月3日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round8 モビリティリゾートもてぎ決勝

<予選 11月2日  天候:雨 |コース:ウェット >

またしても朝から雨がサーキットを濡らす予選日となった。午前中の公式練習から雨量が多くなったり、コースオフする車両がありたびたび赤旗で中断となる。午後の予選を想定しタイヤの確認などを進めていき予選に臨んだ。

Q1担当は塚越。コースアウトを喫し再びアタックするも13番手タイムとなる。Q2は太田が9番手タイムを出し、合算タイムの結果、12位で公式予選を終えた。

<決勝 11月3日 天候:晴れ| コース:ドライ >

前日の雨が嘘かのような晴天に恵まれ、朝から大勢のファンの方がサーキットを埋め尽くした。11時30分からのウォームアップ走行では、ドライコンディションでのマシンの状態を確認しながら周回を重ねる。

300Km・63周の決勝レースのスタートドライバーは太田。隊列が整わないままレースがスタートするも太田は慌てることなく12位でオープニングラップを終える。6周目#24にパスされてしまい13位となる。7周目、9周目にFCYが宣言され10周目にリスタートがきられる。12周目に#37がトラブルによりピットに入り12位で走行しその後22周目よりライバルたちのピットインが始まっていきAstemo CIVIC TYPE R-GTは24周目にピットインする。迅速なピット作業により9位でコースに復帰し、塚越にセカンドスティントを託す。30周目ころはトップ集団と同じくらいのペースで走行していき、連なる中団集団にくらいついていく。しかし徐々にペースを失いポジションを落としていき、53周目に#3とのバトルで横に並んだところで接触してしまいピットインするもマシンのダメージが酷くそのままリタイヤとなった。

公式結果は14位完走となった。

金石監督

雨のフリー走行となりましたが、良い方向にセットを出すことができず、ドライバーからはグリップ不足を訴えられていました。

Q1は広大に行ってもらいましたが、他車とは違うタイヤを選択してしまいウォームアップの違いからクリアラップをとることができずうまくアタックができませんでした。Q2の格之進は車のフィーリングは悪くなかったようですが、トップから1.5秒遅れとなり、合算タイムで12番手となり悔しい結果となりました。

ウォームアップ走行での感触はオーバーステアとのことで、決勝レースまでに懸命に調整していきました。決勝スタートは格之進にいってもらい、スタート直後からペースは上げていけそうだったのですが前に詰まってしまいました。しかし機転をきかせてくれ燃費走行で走ってくれました。展開を打開するために24周目に早めのピットインを行い、格之進の燃費走行が効いて9位で広大に繋ぐことができました。広大も懸命に走ってくれましたがなかなか前車を抜くことができず53周目にバトルしていた#3と並んだところで寄せられてしまいぶつかってしまいました。右リアのダメージが大きくピットに戻ってきましたが修復不可能となりリタイヤとなりました。前戦オートポリスでのクラッシュによる破損を短い時間で皆が修復してくれ優勝目指していましたが、結果に結びつけることができずとても残念です。最終戦の鈴鹿では優勝して有終の美を飾ってみせます。

 

塚越広大

練習走行は雨の中の走行となり雨量が多くきちんと走ることができなかったのですが、予選は予定通りに行われました。

Q1を担当しタイヤの温まりは良かったのですが、そこからグリップをうまく出せずブレーキに対して車を上手くコントロールすることができなかったのでコースアウトもしてしまいタイムを出すことができませんでした。決勝ではピット作業でポジションを少し上げることができたのですが、そこから前の集団に離されないように走ることが精一杯でした。その中3号車とのバトルがあり上手く切り抜けることができず接触してしまい車を壊してしまいました。なかなかうまくいかない週末の中で、そんな中でもきちんと車をもって帰らなければいけない状況で、チャンスではあったので攻めましたが結果として車を壊してしまったことを申し訳なく思っています。最終戦鈴鹿では結果を残して終えられるようしっかり準備していきます。

 

太田格之進

前回悔しい思いをしたので今大会は必ず優勝するという強い気持ちをもって臨みましたが、またしても土曜日は雨となり中止の可能性もあるくらいの雨量でしたがなんとか予選をすることができました。Q1、Q2ともにグリップ不足に悩まされて12位という結果になってしまい、悔しい予選となってしまいました。決勝では追い上げることだけを考えてスタートを担当しましたが、前を抜くだけのペースは無く、途中からは燃費走行をかなりして前に離されない状況でレースを進めることができ、ピットで3ポジション上げることができたのは良かったと思います。全体を通してペース不足に悩まされた週末で残念です。鈴鹿で結果を残せるよう頑張りますので、応援宜しくお願いします。