レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2025 SUPER GT GT500 CLASS

塚越 広大/小出 峻 #17

ROUND2 富士スピードウェイ   Result : 12位(Rank 10)

2024年5月4日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round2 富士スピードウェイ決勝

<公式予選 5月3日  天候:晴れ|コース ドライ>

サーキット観戦にはもってこいの快晴で心地よい天候のなか、GW恒例の富士大会が開催された。

午前9時より公式練習が始まり、走り出しこそ車の調子は良さそうな感触だったが、なかなかセットが決まり切らず予選に向けて不安の残る14番手でセッションを終えた。

公式予選Q1は小出が担当しなんとか10位でQ1を突破する。Q2を担当する塚越もミスなく1周をまとめるも、公式予選結果は9位となった。

 

<決勝 5月4日 天候:晴れ | コース:ドライ>

今大会は3時間レースとなり、給油を伴うピット作業が2回義務付けとなっている。

前日の予選結果を踏まえ決勝レースに向け車のセットを変更し決勝レースに臨む。スタートドライバーは塚越。パレードラップ、フォーメーションラップを1周ずつ走ったのち3時間レースのカウントダウンが始まった。スタートでポジションを落とし11位でオープニングラップを終える。その後5周目に#12にパスされ12位となり、背後の#100とのバトルとなるが300クラスとの混走が始まりだすと塚越は巧みにポジションを守り、さらに9周目には#64をパスし11位となる。27周目より1回目のピットインをするライバルが出始めるが、Astemo CIVIC TYPE-R GTはちょうど1時間を超えた頃の39周目に1回目のピット作業を行う。ファーストスティントとは別レンジのミディアムタイヤに変え、小出にドライバー交代する。アウトラップでポジションを守りたいところだったが、先ほどまでバトルしていた#100に先行を許し12位となる。タイヤが温まってからもペースが上がらず#23にパスされ13位で周回を重ねていくもギャップがみるみる広がってしまう。スタートから約2時間が経過した79周目に2回目のピットインを行い塚越に再びステアリングを託す。塚越に代わってからは先ほどまでバトルしていたライバルたちと遜色ないペースで走り、少しでもギャップを縮めるべく懸命に走る。全車がすべてのピットインを完了した86周目には12位で走行し、93周目にはベストタイムを更新するもライバルとのギャップは大きく12位でチェッカーを受けた。

 

金石監督

走り出しのフィーリングは悪くなさそうだったのですが持ち込みタイヤの選択が違っていたようで、練習走行ではガソリンが軽い状態、重い状態の両方を試してセットしていきましたが良い方向にもっていくことができませんでした。Q1は小出にいってもらいハードタイヤでなんとか突破してくれ、Q2の広大も頑張ってくれたのですがグリップが得られず9番手となりました。

ウォームアップ走行では感触が良くなったので期待をもっていたのですが、決勝レースでは最初のスティントから苦戦する展開となりました。小出にドライバー交代してタイヤをミディアムタイヤに変えましたが、終始ピックアップに悩まされペースを掴むことができませんでした。広大にいってもらった最後のスティントもミディアムタイヤで走ってもらいましたが、ピックアップしながらもペース良く走ってくれました。ピックアップに悩まされた第2スティントのタイム差が大きすぎ12位でのフィニッシュとなりました。今回ペースがつかめなかった原因をチームで探り次戦セパンで良い走りができるようにしたいと思います。

 

塚越広大

合同テストからの反省を踏まえ車のセットを持ち込みましたがグリップ不足に悩まされてしまい、タイヤの選択に関してもコンディションにうまく合わない状況となり、フィーリングを改善できるようセット変更して予選に臨みました。Q1は小出選手が突破してくれ、Q2を担当しましたがタイムを伸ばすことができず9番手となりました。決勝はスタートを担当してなかなかペースを上げることができないなか走り、再び担当した最後のスティントは別の温度レンジのタイヤを履き走りました。その時は車の調子としては悪くない状態だったので、決勝に向けて調整した部分は良かったのかなと思います。いろいろな部分で噛み合わない週末となってしまいましたが、タイヤ選択の考え方などをもう少しチームとしっかりミーティングをして、セパンに向けてもその選択が合うようにしていきたいと思います。

 

小出峻

順調な流れでレースウィークを進めることができませんでした。決勝レースでは自分としては思うようにペースが上げられず、少しピックアップに悩むかたちとなってしまい流れを掴むことができませんでした。

次戦はセパンのレースとなり自分としては走ったことがないコースなので、しっかり準備してぶっつけ本番のレースとなりますがルーキーとしての勢いで頑張っていきたいと思います。