レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2025 SUPER GT GT500 CLASS

塚越 広大/小出 峻 #17

ROUND6 スポーツランドSUGO   Result : 3位(Rank 10)

2025年9月21日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round6 スポーツランドSUGO決勝

<公式予選 9月20日  天候:くもり|コース ドライ>

雨が残るウェットコンディションから始まった公式練習で、ウェットタイヤでの感触を確かめていく。感触としては悪くないようで、徐々にドライアップしていくタイミングでスリックタイヤでの確認も進めていく。500クラス占有走行は小出が担当し、トップタイムでセッションを終える。

Q1は小出が担当し、2分30秒ほど待機したのちコースインする。落ち着いてアタックし、6番手タイムとなる1’09.989でQ1を突破し塚越にQ2を託す。続くQ2を担当する塚越も残り時間7分頃に

コースに入るも、理想のアタックとはならず1’10.210で8位となった。

 

<決勝 9月21日 天候:晴れ| コース:ドライ>

10分遅れでフォーメーションラップが始まり、決勝レースがスタートした。スタートドライバーは小出。前戦鈴鹿での雪辱を果たすべく気合十分にマシンを駆る。オープニングラップはポジションキープの8位で終え、300クラスが絡みだす6周目頃より小出は覚醒し、まずは#38をパスして7位に浮上する。10周目1コーナーで#23、15周目にストレートから1コーナーにかけて#1をパスし5位となる。翌16周目にも#3をパスし4位までポジションを上げる。当初の作戦より少し早めの28周目にチームはピットインを選択し、先陣をきってピットイン、ドライバーを塚越に代わりミスのないピット作業を終えコースに戻す。32周目に#16を1秒差で追っていたが、33周目に一瞬の隙をつき見事パスする。41周目にはアウトラップの#24をパスし全車ピットインが完了した44周目でのポジションは2位となった。45周目にFCYが宣言され、解除となった47周目に前を走る#39とは10秒差、背後には#24が1.3秒差で迫っていたなか、49周目に大きなアクシデントが発生し赤旗中断となる。16時に残り時間30分間、SC先導でレースが再開され、金石監督から「もう1回集中して頑張ろう」と塚越を鼓舞する。残り時間22分をきったところでリスタートがきられるも57周目に再びFCYが宣言され58周目にリスタートとなる。塚越は応援の力を宿し前の1台を抜くことに集中するも60周目にストレートで#24に先行されてしまい3位となる。前方でバトルする2台を虎視眈々と隙を狙っていくが背後からは#16が迫ってきており、息をのむ周回が続く。ファイナルラップまで力を尽くすも3位でチェッカーフラッグを受けた。

 

監督 金石勝智

フリー走行走り出しは路面がまだ濡れていましたがそのコンディション時の感触も良く、その後ドライアップしていきましたがその状況でも良い感触となり、フリー走行をトップタイムで終えることができました。その流れが予選にも引き継げるかと思いましたが、少しセットを変えすぎてしまい8位となってしまいました。決勝レースでは再び好感触を掴むことができ、皆さんの応援のおかげで良いレースができたと思っています。この流れをオートポリス、最終戦でも繋いでいきたいと思います。

 

塚越広大

車を鈴鹿のセットアップから少し変えて臨みました。走り出しから感触は悪くなかったんですが、細かいところを詰めつつ予選に臨みました。Q2を担当して、フリー走行からバランスが少し違ったところをアジャストできなかった部分もあり、 8番手タイムとなりました。

決勝は前半小出選手が本当にいい走りをしてくれて順位を大きく上げてくれました。ビット作業を終えコース復帰してからも、良いポジションで送り出してもらったので僕自身もポジションを上げることができたんですが、途中大きなアクシデントでレースが中断され、残り30分のスプリントの中で、最後ポジションを24号車に奪われてしまい守りきれませんでした。最後までなんとか前の2台を抜こうと走りましたが、僅差の中で3位となり悔しい思いはあります。しかし、ここまでなかなか表彰台に乗れるレースがなかったことを考えると 1つ結果が残ってよかった部分はあります。この勢いのまま、次戦オートポリスは 17号車としても得意なサーキットなので、次また勝つためにしっかりと準備して臨みたいと思います。

 

小出峻

ここまで苦戦することも続いていましたが、ようやく実を結ぶことができて僕自身としてもやっとチームに貢献できたのかなと思っています。僕たちのレース内容として今回はいいレースだったと思いますし、ある程度の結果も伴ってきたということはチームにとってポジティブな要素をもたらしてくれると思います。今回3位表彰台を獲得したことに満足せずに次戦以降ここから弾みをつけて、必ず良い結果を取れると思っています。そして残りの2戦で優勝したい、ただその一心でチームとしっかり入念に準備していきます。皆さん本当に応援ありがとうございました。次戦以降もよろしくお願いします。