ROUND7 オートポリス Result : 8位(Rank 10)
2025年10月19日(日) 天候 : くもり コースコンディション : ドライ
Round7 オートポリス決勝
<公式予選 10月18日 天候:くもり|コース ドライ/ウェット>
午前中の練習走行はドライコンディションからスタートし、ドライバーからそんなに悪くない感触のコメントが出ていたが、500クラス占有走行のタイミングで雨が降り始め、みるみる雨足が強くなる。予選を想定したアタックができないまま練習走行を終えた。
公式予選は300クラスのアクシデントがあり、500クラスQ1は遅れてスタートした。Q1担当は塚越。ウェットコンディションとなり、セッション開始と共にピットを離れる。ミスなくアタックしていくが、ライバルたちは手強く14位で公式予選を終えた。
<決勝 10月19日 天候:くもり| コース:ドライ>
決勝日はサーキットに入るまでの道中は深い霧に包まれていたが、10時頃には一瞬晴れ間も見えてきた。
天気予報がころころ変化していくなか、ドライコンディションで定刻の13:10にパレードラップがスタートし3時間の決勝レースがスタートした。今大会はピット作業を含むピットインが2回義務付けられている。スタートドライバーは塚越が担当。スタート直後#39に先行を許すが、#38がコースオフした為14位でオープニングラップを終える。8周目ころから300クラスとの混走がいよいよ始まる。12周目にコースアウトする車両が出たためFCY、その後SCが導入となりポジションがひとつ上がり13位、16周目にリスタートがきられペナルティを受ける車両によりAstemo CIVIC TYPE R-GTは12位となる。23周目3コーナーで#39をパスする。約55分が経過して7位を走行していた30周目にピットインし、給油、タイヤ交換を行いドライバーは塚越のまま2スティント目に入る。全車が1回目のピットインが終了した時点で6位を走行する。塚越は上位集団に負けない好ペースで44周目にはトップ集団から2秒ほどのギャップで周回を重ねる。59周目に2回目のピット作業を行い給油・タイヤ交換・ドライバーは小出に変わりコースに送り出す。残り時間1時間をきった69周目に前を走っていたライバル2台がピットインとなり9位、79周目に#14をパスし8位となる。前を走る#3を必死に追うも届かず3時間102周を走り切り8位でチェッカーを受けた。
監督 金石勝智
フリー走行では走り出しの感触はそんなに悪くなくて良い感じで走れており、途中のロングランでも車のバランスが良さそうなことを確認できていました。しかし占有走行ではドライタイヤで予選想定セットを試すことができず少し不安が残りました。Q1は広大に行ってもらいましたが車のグリップ感が足らず、14位でQ1敗退となりました。決勝スタートは広大にスタートを行ってもらい、車のペースはあったので、徐々にポジションを上げることができました。2スティント目も広大にそのまま引き続き行ってもらい、トップ集団の中で周回を重ねていき、60周目に小出に変わりました。原因は不明ですが小出に変わってからのペースがあまり良くなく、結果 8位となりました。14位から追い上げたのは良かったのですが、表彰台が見えていただけに悔しい結果となりました。最終戦はノーハンデで行われるため厳しい戦いになると思いますが、シビック最後の有終の美を飾って終わりたいと思っております。優勝目指して頑張りますので引き続き応援よろしくお願いします。
塚越広大
Q1を担当しましたが300クラスのオイル漏れ処理もあり、通常よりもスタート時間が遅れたため雨が降ってくるタイミングと重なってしまいました。自分としては雨が降る前にタイムを出しておきたかったので、アウトラップからプッシュしながらタイヤを温めるような感じで走りましたが、タイムとしては伸ばすことができず14番で終わってしまいました。決勝はスタートドライバーを担当して、スタートしてからその先のスティントにつながるような走りをしつつ、ポジションを上げて前が開けてからのペースは良かったので、前の車に追いつくようなペースで走れていたと思います。第2スティントは、トップ集団の中でレースすることになり、もう少し自分としてはペースを上げられそうでしたが集団の中でそのペースに付き合ってしまったのかなと思います。最終的には、その集団に捕まってしまったところでのロス分が多かったこともあり、結果的には8位でチェッカーを受けることになりました。車のポテンシャルとしてはもっと上位で終えられる状況があったと思うので、すごく悔しいレースになってしまったかなと思います。最終戦はCIVIC-GTの最後のレースにもなりますので勝って終えられるようしっかりと準備して行きたいと思います。
小出峻
予選はすごく難しい予選だったのでうまくかみ合わないところもあって14番手ということになってしまったのですが、決勝レースでは追い上げることができ、ポジションをアップできたというところは良かったと思います。ただ、その一方で課題がまだまだこのチームにはあると思いますし、自分の走りとしても出来ることがもっといろいろあったと思っています。オートポリスというコースレイアウト上難しい展開にはなりましたが、やはりもう少し上に行きたかった、他のホンダ陣営に対してやっぱり悔しいなという思いは強いです。
次戦もてぎ大会は今年のSUPER GTの最終戦となりますのでしっかりと勝って、有終の美を飾れるよう最後の最後まで諦めずに準備をしていきます。