ROUND8 モビリティリゾートもてぎ Result : 13位
2025年11月2日(日) 天候 : 晴れ コースコンディション : ドライ
Round8 モビリティリゾートもてぎ決勝
<公式予選 11月1日 天候:晴れ |コース ドライ>
前日は昼過ぎから夜中まで強い雨が降り、9:10から始まった練習走行は路面コンディションが微妙な為、20分ほど待機してコースに入る。マシンの感触は何とも言えない雰囲気で、決勝レースを想定したセッティングも進めていく。500クラス占有走行で予選に向けた確認をするが、雲行き怪しく13位となる。
定刻から始まった公式予選はQ1を塚越が担当する。ライバルたちのタイムに及ばず、15位で予選を終えることとなった。
<決勝 11月2日 天候:晴れ | コース:ドライ>
決勝日も快晴に恵まれ絶好のレース日和となった。13時よりパレードラップが始まり、63周の最終戦が幕を開けた。
スタートドライバーは小出。オープニングラップで2台をパスし13位にポジションを上げる。7周目から300クラスとの混走が始まるなか8周目にFCYが宣言される。目の前に300クラスのマシンがいる状況で背後にはライバルがぴったりとオーバーテイクを狙っている。9周目にリスタートがきられ一瞬小出のスタートが遅れたように見えたが、なんとかポジションを守り切る。
12周目に#24にパスされるが15周目に#19をパスし13位で周回を重ねる。ペースは悪くなく、23周目より他車がピットに入り始めるなか好走していく。Astemo CIVIC TYPE R-GT は25周目にピットイン、タイヤ交換、給油をスムーズに済ませ塚越に託す。全車がピットインを完了した時点で11位となり、0.7秒差で#16を追う。Astemo CIVIC TYPE R-GT を含む6台が団子状態でオーバーテイクの瞬間を狙う集団となり、金石監督より「ポイントを持ち帰ろう!」と無線がとぶ。その無線に応えるように塚越は41周目に#16を攻略し10位、43周目に#8、#14を2台まとめて抜き8位となる。塚越は燃費走行を強いられながらも数周に渡りライバルたちと息をのむバトルを繰り返す。52周目に#14に押し出されながらも守り切ろうとしたすきに2台に先行を許してしまい10位となる。54周目に#14にパスされるが翌周に前方で接触している隙を狙い10位を奪い返す。更にポジションを上げたい・・・と気迫の走りをしながらファイナルラップに入ったが、チェッカーを受ける目前でガス欠症状が出てしまいスローダウン。モニターには、なんとかチェッカーを受けようとスロー走行するAstemo CIVIC TYPE R-GTの姿が映し出される。15位でチェッカーを受けたが、その後他車の失格やタイムペナルティがあり正式結果13位となった。
もがき苦しんだシーズンとなりましたが、どの大会に対しても全力で臨み全力で戦いました。チーム一同悔しい思いでいっぱいですが、応援してくださる皆様ももどかしく結果に不満が残るシーズンだったと思います。皆さまからのご声援を無駄にすることなく来シーズンに繋げて参ります。たくさんのご声援が力になりました。今シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました。
監督 金石勝智
フリー走行からなかなか良い感触がつかめず、前後ともグリップ不足の改善ができませんでした。Q1は広大に行ってもらいましたがやはりバランスが悪く、しっかりまとめてくれましたが15位となってしまいました。決勝レースに向けてセッティングを変えた結果、ウォームアップでは改善の兆しが見えていたので決勝レースには期待していました。決勝レースでは両ドライバーが素晴らしい追い上げをしてくれましたが、接触やガス欠症状によりなんとかチェッカーフラッグを受ける状況となりました。
今年はなかなか良い結果が残せないシーズンでしたが、最後は攻めるレースができ、この部分については来年に繋げていきたいです。来年は車がプレリュードに変わりますので、また1から出直したいと思います。
一年間応援ありがとうございました。そして、来年も引き続き応援宜しくお願いします。
塚越広大
走り出しから車のセットアップのバランス自体は悪くなかったのですが、やはりタイムを上げなければいけないことを考えるとセットアップを変えていかなきゃいけないところがいろいろあったとは思います。予選に向けてセットアップしたもの、実力が足りず15位ということで、かなり苦しい予選になってしまいました。決勝ではペースは悪くなかったのですが、なかなかポジションをあげられずにいましたが、ピット作業でのチームの素晴らしい作業のおかげで結構前のポジションに行くことができました。そこからのペースも良かったので、集団に追い付いてどんどん前に行くこともできたのですが、やはりその集団を抜き切ることができず、いろいろなアクシデントに巻き込まれポジションをあげることができませんでした。最後は燃料が足らず、ゴールはできたのですがポジションは落とすこととなってしまいました。本当にもっと自分ができることがありましたし、反省のあるレースだったと思います。今シーズンはいろいろなセットアップやトライをしたものの、なかなか結果に繋げることができず、僕としても非常に悔しい1年になってしまいました。来期は車両が変わりますが、今シーズンの多くの反省を生かすことができないとやはり結果を残すことができないと思いますので、チーム一丸となり改めて新しい車をしっかり学ぶことが必要だと思います。
今シーズもたくさんの応援ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
小出峻
1年間積み重ねたことをしっかりと発揮したかったのですが、自分の中では少し出し切れなかった部分もあるかなと思っています。 最後尾からのスタートだったので僕のスティントで追い上げることができればなと思っていたのですが、自分としては満足しない台数しか抜くことができず、タイヤ的にもピックアップなども発生して自信をもってプッシュすることは難しかったので、自分としても少し課題は残ったレースなのかなと思っています。これで今年のシーズンは終わってしまいましたが、今シーズンは来季に生かせるようないろいろな経験ができたと思っています。リアルレーシングそして塚越選手と一緒に組めたことは、すごく僕の財産になるかなと思っています。来年以降も結果を残せるように、オフシーズンしっかり努力していろいろな調整をしていきたいと思っております。
ありがとうございました。
