レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2013 SUPER GT GT500 CLASS

金石年弘/塚越広大 #17

ROUNDJAF GP 富士スピードウェイ   Result : 6位

2013年11月24日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

JAF GP 富士スピードウェイ決勝2 結果

2013年11月24日(日)・Race2

会場:富士スピードウェイ(4.563km)

天候:晴れ

気温:14℃(15:30時点)   路面温度:14℃(15:30時点)

コースコンディション:ドライ

観客:3万9000人

 

レース2の公式予選も23日(土)の午前9時10分より開始され、金石がアタックに入った。序盤2番手タイムを出すも、後半若干マシントラブルが発生してしまい、1’31.287で9番手となった。

決勝レースは24日(日)に行われ、レース1と同様の15時35分にフォーメーションラップが開始されその後スタートがきられた。金石はスタートで出遅れてしまい、10位にポジションを落としてしまう。しかし慌てる事なく金石はすぐに自身のペースを取り戻し4周目に#23をパスする。6周目にはベストラップの01’33.333で前を走る#1を追う。8周目プリウスコーナーで#1のインをついて8位に浮上する。攻めながらも寡黙な走りで金石は淡々と前との差を縮めていく。16周目に#39をパス、更に17周目に#18をパスし6位となる。前を走る#100よりもラップタイムは速く、一つでも上のポジションでゴールしたいと強い走りをするも、惜しくもパスには至らず22周のレースを6位で終えた。

 

この結果、レース1とレース2の総合ポイントにより、KEIHIN REAL RACINGは見事JAFグランプリ総合優勝に輝いた。

 

金石勝智 Race2

レース2は年弘が担当し、土曜日に行われた予選では9番手となりましたが、車は前日優勝もでき調子が良さそうだったので、レース2も結構追い上げられるかと思っていました。

しかし、前日同様スタートで少しミスしてしまい順位は下位まで落ちてしまいました。また、いざ走りだしてみたらオーバーステアが強かったようですが、コントロールしながら上手く走ってくれ、途中のペースもすごく良くどんどん抜き、結果的に6位になる事ができました。

 

レース1とレース2の結果で、総合優勝する事ができました。今年1年紆余曲折ありましたが、最後に総合優勝を獲得でき有終の美を飾れたかな、、、と思っております。

皆様、今年一年応援ありがとうございました。

 

金石年弘

予選では、序盤の1セット目のタイヤはすごく調子が良く2番手だったのですが、2セット目のタイヤに入った時に少しダンパー等のトラブルがあったようで9番手で終わりました。ただ、前日に広大が勝っていい流れができていたので、自信をもって決勝に挑みました。

決勝は、いつもと違いスタンディングスタートだったのでかなり集中していき、スタートでポジションを上げる事を狙っていたのですが、思うようにいかず逆にポジションを落としてしまいました。

ただ、レース中のマシンのフィーリングは良くしっかりと抜く事もできたので、自分の中では今シーズンの中で一番良い走りができたんじゃないかなと思っています。

表彰台に乗れなかったのは悔しいですが、スポンサー様、ホンダ様、関係者の皆様のお陰で総合優勝を獲得できたと思います。

今年一年間、ありがとうございました。

 

大神エンジニア

最終戦もてぎのセットアップから富士仕様にし、ダウンフォースを減らしてサスペンションのセットアップを見直して持ち込みました。広大選手の予選1ラン目の際は車のバランスがとりきれておらず、広大選手のコメントを受けて2ラン目にむけ車をアジャストしましたが、上手く合わせる事ができずに5番手となってしまいました。広大選手の予選のデータを確認して、年弘選手の予選にむけては空力のセッティングを変更してレース2予選に臨みました。年弘選手の予選1ラン目は非常に車の状態も良く、全体の2番手タイムを記録していたのですが、2ラン目走行中にサスペンションの部品に多少不具合があり車の挙動を乱してしまった部分があり、最終的には9番手となってしまいました。

 

年弘選手の予選で車をアジャストした部分が悪くないという事は、年弘選手の予選1ラン目で確認できていたので、問題が起きていたサスペンションの部分に対策を施し決勝レース1に臨みました。レース中のペースも他車を圧倒する速さがあり最終的にレース1は優勝する事ができました。同じセッティングのまま年弘選手のレースに臨みました。年弘選手も非常にペース良く周回を重ねてくれ順位をどんどん上げていってくれたのですが、我がチームのレース1でのタイヤ選択を他チームも参考にしたという事もあり、上位を走る車のタイムがあまり落ちる事がなくトップには届きませんでした。しかし6番手まで順位を上げてレースを終える事ができました。

結果的にレース1・2の合計ポイントでJAFグランプリのタイトルを獲得する事ができました。もともとHSV-010 GTが苦手と言われていた富士で、シーズン中にポイントランキング争いをした#38、#36、#100を抑えて優勝できた事は、HSV-010 GT最後のイベントとして、素晴らしい締めくくりになったと感じています。来シーズンからは車輌が変わり新しいルールでの戦いとなりますが、今シーズンで得たチーム力を来シーズン以降も存分に発揮して良い結果が出せるように頑張っていきたいと思います。

引き続き応援宜しくお願いします。