レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2015 SUPER FORMULA

#10 塚越広大

ROUND3 富士スピードウェイ   Result : 13位

2015年7月19日(日)    天候 : 曇り    コースコンディション : ドライ

Round 3 富士スピードウェイ決勝結果

2015年7月19日(日)

会場:富士スピードウェイ(4.563km)

天候:曇り、ときどき晴れ

気温:28℃(14:00時点)  路面温度:37℃(14:00時点)

決勝レース:55周

コースコンディション:ドライ

観客:1万9700人(主催者発表)

 

7月19日(日)、2015年全日本選手権スーパーフォーミュラ シリーズ第3戦は、1.5キロのホームストレートを持ち、高速コースを誇る富士スピードウェイにて開催された。事前から台風11号の接近により、レースウィークは天候の変動と雨量の多さが予想され、レース展開にどのような影響を与えるかが懸念された。

 

18日(土)公式予選。台風が熱帯低気圧に変わり、公式予選が開催される午後には天気の改善が見られると予想された富士スピードウェイだが、予選が近づく午後になっても、天気の不安定さは変わらず、Q1が始まる頃には路面も完全なウェットコンディションとなった。

14時45分のQ1開始とともに#10塚越広大、#11伊沢拓也はコースイン。雨量、コース状況を確認しながらも、早々にベストタイムを更新する2台は10分経過後、後半の走行に備える為にピットに戻る。そして残り7分をきったところで、セットアップの修正を終えた2台は再度コースインする。しかしピットアウト後、雨脚はさらに強さを増し、その結果、前半に計測されたベストタイムからの更新は叶わず、#10塚越は1’43.285、#11伊沢は1’43.882というタイムで残念ながらQ2への進出は叶わなかった。

翌日の決勝グリッドは塚越が16番グリッド、伊沢が18番グリッドからの出走となる。

決勝での積極的な追い上げを誓い、第3戦の予選を終えた。

 

19日(日)は台風が日本海へ抜け、朝から夏らしい日差しが降り注ぐ決勝日となった。

今大会で初めてのドライコンディションとなったフリー走行では、#11伊沢がコースイン早々に1’25.946というトップタイムをマークし3位、#10塚越も1’26.538で5位となり、午後の決勝レースへの期待を感じさせる結果を魅せた。

 

そして決勝のフォーメーションラップがスタートしたのは14時。気温は28℃、路面温度37℃、湿度が熱く、蒸し暑いコンディションとなった。

フォーメーションラップを終えグリッドへつきレッドシグナルが消え、#10塚越と#11伊沢の第3戦決勝レースはスタートした。

最もドライバーの緊張感が高まるといわれるスタート直後の1コーナーにておいて、他車両によるアクシデントが起こる。しかし、冷静な#10塚越と#11伊沢は、その混乱に巻き込まれることなく、その隙を縫って#10塚越が10番手、#11伊沢が11番手まで順位を上げた。直後、セーフティーカーが導入されることとなった。

5周目を終えて、セーフティーカーが退出するとレースは再スタートが切られた。#10塚越が10番手、#11伊沢が11番手で走行を続ける。

9周目を過ぎる頃になると各チームがピット作業を介し始める。REAL RACINGピットインの先陣をきったのは12周目の終わりでピットインした#10塚越。他チームの動向、その後のレース展開を考慮し、タイヤ交換を行わず、給油のみで、ピットアウトした塚越。そして翌13周目にピットインした#11伊沢も同様の給油のみでピットを後にする。

2台共にピット作業を完了している15周目。10番手、11番手という前後2台での走行に対して、#11伊沢が#10塚越にオーバーテイクを仕掛ける。チームメイトとは言え、良きライバルである塚越と伊沢。経験値の高い2人の紳士的バトルの軍配は#11伊沢にあがり、2台の順位は入れ替わり#11伊沢が11番手を走行。#10塚越は同時にバトルに参加していた1台にオーバーテイクを喫し、13番手となった。

その後30周以上の周回を、接近する後方車両から何度なくオーバーテイクを仕掛けられた

#11伊沢だったが、順位を守りきりチェッカーを受けた。塚越も積極的な追い上げを続けたが、前方車両への追い上げは叶わず、そのままチェッカーを受けることとなった。

第3戦決勝終了の結果、#10塚越は13位、#11伊沢は11位となった。

 

次戦は栃木県・ツインリンクもてぎで行われる第4戦。シリーズも折り返しを迎えるレースとなります。REAL RACINGは上を目指して、戦って参りますので応援をよろしくお願いします。