レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2016 SUPER GT GT500 CLASS

塚越広大/小暮卓史 #17

ROUND1 岡山国際サーキット   Result : 11位

2016年4月10日(日)    天候 : 曇りときどき晴れ    コースコンディション : ドライ

Round 1 岡山国際サーキット決勝結果

2016年4月10日(日)

会場:岡山国際サーキット(3.703km)

天候:曇りときどき晴れ

気温:20℃(15:30時点)   路面温度:26℃(14:30時点)

コースコンディション:ドライ

 

決勝日の10日(日)はうす曇りで前日よりも気温は低いものの、雨の心配は無さそうだった。

14時40分より1周のパレードラップが行われた後、フォーメーションラップを1周し、いよいよ82周のレースがスタートした。

スタートドライバーは小暮卓史。クリアなスタートを切りオープニングラップを終える。

小暮は落ち着いて周回を重ねるも、トップ集団は1秒前後速いペースで周回しており徐々に離されてしまう。9周目に#100にオーバーテイクされ14位となるが23周目に#8がトラブルの為ピットインし、再び13位を走行する。33周目頃からピットインするマシンが出てくる中、小暮は前を走る#15に迫っていく。37周目にピットインし、小暮から塚越にドライバー交代し、給油・タイヤ交換を迅速に済ませコースに戻る。前車がピットインを済ませた41周目に塚越は11位で走行していた。この時点で前を走る#100との差は20.10秒、残り41周。

塚越はタイヤをしっかりマネージメントしながらひたすら攻め続ける。60周目にはその差は10秒を切った。周回を重ねるごとに#100に迫っていき、残り3周の時点でテールトゥノーズとなるがコース幅が狭い岡山国際サーキットでは、なかなかオーバーテイクが難しい。接戦を繰り広げるもオーバーテイクに届かず、11位でチェッカーフラッグを受けた。

 

次戦は富士スピードウェイで開催されます。KEIHIN REAL RACINGとしては、相性が悪くないサーキット。開幕戦の悔しさを払拭するために、チーム一丸となり次戦に備えます。

 

 

金石勝智 監督

ついに、SUPER GTが開幕しました。

フリー走行からなかなか良いセットを見つけることができず、結構悩みながら予選に向けてエンジニア、ドライバーと考えセッティングを施して予選に挑みました。Q1は広大にいってもらったんですが、思うようにタイムが伸びず13位となってしまいQ1を突破できませんでした。予選でうまくいかなかったことを翌日の決勝に生かせるようにミーティングを重ね、決勝に挑みました。結果からいうと、周回遅れにもなってしまい非常に残念な結果となってしまいました。広大も小暮も頑張って車を操ってくれたのですが、いろいろな意味でのチーム力として彼らを前の方に行かせることができなかったのが悔やまれます。

ただ、レースウィークでのドライバー2人の順応能力が発揮され、お互いのコメントも合ってきて息が合ってきたな、という印象がありました。開幕戦はこのような結果になってしまいましたが、次戦の富士で少しでも巻き返せるように、データの解析もしっかり行い頑張っていきますので、応援宜しくお願いします。

 

塚越広大

今シーズン、ホンダとして「ハイブリッドを降ろす」という決断をして開幕前までに何度かテストを重ねていたのですが、ちょっと思うようなフィーリングを掴むことができないまま開幕戦に臨むことになってしまいました。

予選ではあまり良いパフォーマンスを出すことができず13番手となってしまいました。決勝レースでも追い上げを試みたのですが、やはりベースのパフォーマンスが良くなく11位となり、良いところがナシという状況で開幕戦を終えてしまいました。

ただ、後半のスティントで、前の車両と20秒くらい差がありましたがその車両に追いつくことができたので、全部が全部悪かった訳ではないですが自分たちとしてもあまり良いレースが出来なかったので残念でした。

そんな中、開幕戦からKEIHIN REAL RACINGを応援してくれた皆さんのお陰で最後までプッシュすることができました。

次戦の富士に関しては、先日の合同テストで良い感触を掴めたので、開幕戦よりは戦えるのではないかと期待しています。引き続き応援宜しくお願いします。

 

小暮卓史

KEIHIN REAL RACINGに移籍して初めてのレースで、正直ものすごく緊張しました。結果として、満足がいく結果ではありませんでしたが自分たちがもっているもののベストは尽くせたかなと思います。また、次に繋がるレースもできたと思いますし、今シーズンここからスタートということで、あとは前進するのみだと思いますので、チーム一丸となって次戦にも臨みます。応援ありがとうございました。

 

大神エンジニア

先月行われた合同テストと開幕戦土曜日の練習走行からあまり仕上がりが良くなく、岡山のサーキットにうまくアジャストできていない感じがありました。いろいろと対策を考えて予選に臨んだのですが、やはりうまくアジャストできず予選結果は13番手となってしまいました。翌日もあまりフィーリングが良くない状況で決勝に臨むことになったのですが、決勝レースに関しては、比較的 他のホンダ勢と比べると良いペースで走行することが出来、順位を巻き返し11番手という結果で終えることができました。

車の仕上がりがあまり良くない中でいろいろ模索し、最終的に対応しきれずこの結果となってしまったのですが、次の富士は合同テストの時から仕上がりが比較的良く競争力をもって戦えると思っています。