レース情報/スケジュール RACE INFORMATION

2017 SUPER GT GT500 CLASS

塚越広大/小暮卓史 #17

ROUND5 富士スピードウェイ   Result : DNF

2017年8月6日(日)    天候 : 晴れ    コースコンディション : ドライ

Round5 富士スピードウェイ決勝

6日(日)は朝から強い日差しと共に好天に恵まれた。13時50分より20分間のウォームアップ走行が始まり、塚越・小暮共にマシンのフィーリングを確認する。

15時25分からパレードラップの後1周のフォーメーションラップが行われ、66周のレースがスタートした。スタートドライバーは小暮。クリアなスタートでポジションをキープしたままオープニングラップを終える。しかし背後に迫っていた#24に2周目の1コーナーでパスされてしまいポジションを1つ落とし5位となる。KEIHIN NSX-GTを含むトップ集団はまだ大きな開きはなく、小暮は落ち着いて前のマシンを追っていった。しかし9周目にヘアピンで#38に先行を許してしまう。6位を守りながら、ミニマム周回となる23周にKEIHIN NSX-GTはピットイン。ドライバー交代と給油、タイヤ交換を迅速に済ませ15位でコースに戻る。塚越はアウトラップからプッシュしていく。27周目にはアウトラップの#37を13コーナーでパスし13位となる。30周目、実質4位争いとなる#36に猛追を仕掛けていく塚越。まだレースは折り返し地点なので、焦らず前を狙っていたが33周目の最終コーナーで300クラスのマシンと接触してしまい、コースアウトしてしまった。コースに復帰しようとしたが、マシンにダメージを負ってしまいここでリタイヤとなった。

2戦連続のリタイヤに心が折れそうですが、沢山の応援を必ず力に変えて結果に繋げたいと思います。

次戦は鈴鹿での長い戦いとなります。良い結果を残せるよう、もう一度気持ちを切り替えて参ります。

 

 

金石監督

土曜日フリー走行では、最初はグリップ不足で悩んでいたのですが、ラスト10分間の500クラス単独走行の前にセッティングを少し変えたのが当たり、フリー走行は5番手で終えることができました。予選Q1は小暮に行ってもらい、実はいろいろなことがあったのですが、ギリギリQ1を突破してくれました。Q2を行ってくれた広大も良いアタックをしてくれ、Q1からポジションを上げ4位で決勝に進めることになりました。

日曜日の20分間のウォームアップ走行では、車はそんなに悪くないというコメントで決勝を迎えることができました。

スタートは小暮に行ってもらいましたが、スタート後なかなかペースが上がらず6番手まで落ちてしまったので、ミニマム周でピットに入ることを決めました。広大に代わってから良いペースで走ってくれていたのですが、途中で300クラスと接触してしまい、右リアにダメージを負ってしまい走行不可能となってしまいました。

ここ2戦は予選までは流れが良くきているのですが、決勝で不運が続き、何と言い表して良いのか分からない状態です。今月末に鈴鹿のレースがあるので、そこでこの2戦分の鬱憤を消化したいです。頑張ります。

 

塚越広大

予選は小暮さんがQ1を担当してしっかりQ2に進めさせてくれ、Q2は僕が担当しましたが、フリー走行からグリップの限界が上がっているような感じで、もう少し1周をまとめられたかなという気持ちもあるのですが、4番手ですので決して悪くないポジションからのスタートでした。

決勝レースでは前半に小暮さんが走ってくれ、ペースは悪くなかったのですが、もう少し現状を打破するのに早めのピットで挽回しようということで、ミニマム周回でのピットインでした。僕が走り出してから36号車、37号車の間でポジション争いをしていたのですが、最終コーナーで300クラスマシンとの接触で車が壊れてしまい、リタイヤという形になってしまいました。

菅生からしっかり準備をして臨んだのですが、なかなかうまく流れが掴めないところで悪い事が2戦連続で重なってしまっていますが、決して調子は悪くないので、めげずに次の鈴鹿ではまた結果を残せるように頑張りたいと思います。

 

小暮卓史

スタートを担当したのですが、24号車に抜かれてしまったのは黄旗が出ていると思い抜いてこないと思ったのですが、僕の勘違いで、もったいないことをしてしまったなと思っています。その後も混戦の中の38号車とのバトルで抜かれてしまい悔しく、状況的に周りのタイヤが苦しくなってきたところで挽回できないかと思ったのですが、僕自身も苦しくなってきて早めのピットインとなりました。広大に代わってからペースも良く、これから!という時にアクシデントでレースを終えてしまうこととなりました。次戦鈴鹿はそんなにウェイトが重くない状態で挑めますのでチャンスはあると思いますし、必ずリベンジを果たしたいと思っています。

 

田坂エンジニア

走り出しから悪くなかったのですが結果的にはポールが取れなかったし、まだ足りないところがあったな、と反省しています。予選などでの単独では良いタイムで走ることができるのですが、レースになると強い部分、弱い部分を身に染みて感じ、まだその部分に対して改善の余地はあるし、早く改善策を見つけたいと思います。

鈴鹿までまた悩み続けアイデアを出し、練習走行からトライしていきたいと思っています。

テストではロングも良いタイムを刻めていたので期待はしていますが、今回のレースで発見できた良いところ悪いところを基に、鈴鹿では万全を期して今度こそ倍返しします。