ROUND7 鈴鹿サーキット Result : 中止
2017年10月22日(日) 天候 : 雨 コースコンディション :
Round 7 鈴鹿サーキット 決勝結果
2017年10月21日(土)予選
※2017年10月22日(日)決勝レースは台風の為中止
会場:鈴鹿サーキット(5.807km)
天候:10月21日(土)雨 コースコンディション:ウェット
気温:8℃(13時00分時点)路面温度:18℃(13時00分時点)
10月21日(土)三重県鈴鹿市稲生町にある鈴鹿サーキットにおいて、全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦が開催された。
シリーズ最終戦となる本大会は、2レース制での開催を予定していた。リアルレーシングは今シーズンの結果に一矢報いるべく、勝利を目指し、ホームコースとなるこの鈴鹿サーキットでの戦いに臨んだ。
レースウィークに入る当初から、停滞中の秋雨前線と台風21号の影響で雨が予想されていた。金曜日の午後に台風21号は「超大型台風」に進化を遂げ、レース自体の開催が危ぶまれる状況のまま、10月21日(土)の予選日を迎えた。
予選日の午前中のフリー走行は、午後の予選が中止となった場合、このフリー走行のベストタイムがRace1のグリッド、セカンドベストタイムがRace2のグリッドになることが決定していたため、予選さながらの雰囲気となった。
#10塚越広大も完全にウェットコンディションとなっているコースへ進入した。10分遅れでスタートしたフリー走行だったが、雨脚の強さに大きなリスクを感じながらも、集中力をもって周回を重ねる塚越。だがコース上にできた川のような水たまりでスピンをする他チームのマシンが発生し、赤旗中断。再度セッションが再開するころには、更に雨脚が強まる。途中、10分間の走行時間の延長が発表され、更に緊張感の増したコースコンディションの中、走行を続ける塚越。しかし、走行残り時間が4分というところで、自身もコースアウトを喫し、マシンを止めることとなった。
4度の赤旗中断が発生したフリー走行の結果、塚越は、1’55.94という6番手のベストタイム、セカンドタイムは5番手となる1’57.189とした。
フリー走行終了後、更に雨脚の強まった鈴鹿サーキット。予選の開催は中止も想定されたが、定刻より5分遅れで、予選Q1がスタートした。このQ1のベストタイム、セカンドベストタイムで、Race1、Race2のグリッドが決定されることとなる。
Q1セッションはスタートしたが、コース上は、川を連想させるコンディション。余りにもコースの水の量が多いということで、どのチームもラップを計測していないという早々のタイミングで、赤旗が掲出される。雨脚が弱まるタイミングを待ってセッションは再開するも、2度目の赤旗もタイムを計測できないまま掲出される。
各チームタイム計測ができない状況が続いたところで、2度目のセッション再開と共にコースインした塚越は、前を行くマシンの水しぶきをよけつつ、何とか走行スペースを探してタイムを刻んでいく。更に上のタイムを目指した塚越は、1’56.453のトップタイムを叩き出す。その後も最悪なコースコンディションの中、走行を続ける塚越。予選Q1中の赤旗掲出は4度にわたり、この結果、#10塚越はベストタイムを3回目の赤旗前のタイム1’56.453とし、Race1を12位。セカンドタイムを2’05.804とし、Race2を13位から出走することとなった。